高飛車子です
「さすがうちのセンター長です」
研修終了後に若い女性が私に
自分の上司をそう言った
わかる
センター長の女性はかなり積極的に動き
メンバーをまとめていた
研修の後半は
顔つきがキリリと変化していく様子がわかった
できない自分との感情の戦いが顔に出ていた
だから部下も研修中にそれを見て変化をしていく
言葉ではなく
上司の姿で部下の行動が変化していく
そんな上司と部下
見ていて講師も胸が一杯になり感動します
研修という時間の中で
上司は部下に何を見せることができるか
いつも部下に口にしていることを
研修という場で
自分の態度でそれを見せることができるか
そこを部下はよく見ていると思う
私は「できる人」とは
何をやらせても一生懸命にやる人だと思っている
馬鹿にした態度をせずに
一生懸命にやる姿を部下に見せる人だと思っている
中途半端な上司ほど評論家になる
講師から何か言われることを恐れる
研修は誰のためになぜやるのか?
それを考えたら講師は気がついたことは口にする
改善を必要とすると思ったことは口にする
それを省いた研修をしても
後に残るのは「楽しかったねぇ~」「明日もがんばろうねぇ~」
という感情の満足だけです
改善改革が見つかりその部分への取り組みが実行されないのなら
来年も再来年も何もかわらない
一年に一度だけ研修をするという企業が多い
その一年に一度の研修は社員にとって
遠足なのか
人間ドックなのか