覚えているものです | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です音譜


週末に幼馴染と同級生のお兄さんが

私の実家へやってきました

兄と三人で飲んだ後に我が家へ来てくれたのです


私とは30年ぶり?35年ぶり?


みんなおじさんになってました叫び


ここ30年ぐらいは

見かけることはあっても話すこともなく


それでも昔話にいっきに話は盛り上がり

すっかりみんな泥酔状態

幼馴染は男性です

私は女の子と遊ぶよりも


男の子と遊ぶほうが好きだった≧(´▽`)≦


私のこの性格形成と運動神経の発達は

家族以上にこの幼馴染達が影響しています


私のこの人格形成に影響を与えたのは

まぎれもなく幼馴染達との遊びです


近所に男三人兄弟でとても目立つ兄弟がいた


その末っ子で誠君という男性は私と同級

私が小学校までずっとずっと尊敬しあこがれ

どうしても越えられないスーパースターの存在でした


運動は抜群

絵を書かせればTVの児童画廊で紹介されたり

ジュニア展で賞をとったり


リーダーシップも抜群で

誰もが目指す何拍子もそろった男の子だった

そんな彼と遊ぶには必死です


すべて男の子のレベルを求められるので

私は遊びから

運動神経や敏捷性、瞬発力が身に着いた


今でも思う

かなり運動能力を必要とする

レベルの高い遊びだったと思う

はっきりいえば→危険だったともいう


その誠君は私のライバルであり師匠


小さなころは自転車の乗り方、ローラースケートの乗り方

ホッピング、フラフープ、竹馬、ビー玉

いろんな遊びの上達方法を伝授してもらう


もちろん危険な自転車の乗り方も教わった


スケートボードが流行った時も

男の子と一緒に家のそばの坂道に遊んでいて


当然父にこっぴどく叱られ

父は私のスケートボードを隠してしまい

私が使えないようにした


でも、父が隠すような場所は当然見当がつくので

翌日、車庫の二階に梯子をかけて昇ってさがしたら


あった!チョキ


その時は思った、ちょろいちょろい


しかしまた見つかってまたこっぴどく叱られ

私のスケートボードはとうとう


父に捨てられてしまった・・・あせる


そこで泣くような私ではないが

でも父にはかなわないことをそこでやっと知る


おこずかいをためて買ったのに

あっと言う間に消えてしまった


昨日までりかちゃん人形で遊んでいた娘が

近所の男の子と何をやっている?

ってところだと思いますが


父が知らないだけで

私は幼稚園の頃からずっと誠君命

この世の中、誠君さえいればいい!


それほど彼と遊ぶことが大好きだった

仮面ライダーごっごやウルトラマンごっこなど

男の子遊びで明け暮れた

しかし

彼は中学生ごろからすっかりと大人しくなり

近所でもずっと話をすることもなくなった


なんだよ付き合いの悪い奴だ・・・


私の長年の誠君命は

中学入学とともに消えてしまった

そんな話も誠君ではなくお兄さんと話した


子供の頃の話って

みんな本当によく覚えている


自分の子供には聞かせられないおてんばぶりに

全員大笑いの楽しい時間でした


でも、本当によく覚えているんですね

ずっと話していたら夜が明けたかもしれない

話をしているとなぜかあの頃の感覚に戻る


いっきに子供に戻ってしまった気がした

帰り際に

誠君のお兄さんが私と兄に言った


「しかし、仲のいい兄妹だね

家は男三人だからあまり会う事もなくなったな」


兄は

「いやーこいつはもうおまえの家じゃないんだぞ来るな

って言ってもしょっちゅうやってくる」


その言葉に私は


「兄妹が仲良くすることが一番の親孝行だから」


親として子供たちが仲良く付き合ってくれることが

何よりうれしいはずだと思う


兄妹がいない人もいる

でも、ありがたいことに兄妹がいるんだったら


大事にお付き合いをしてほしい

血をわけた兄妹は死ぬまで兄妹


仕事が忙しいから、遠いからという理由で

親や兄弟との時間を無くしてはいけない


男と女の兄妹でも

男と男の兄弟でも


時間を過ごすことを心がけたほうがいい

なぜなら


お互い

死ぬ時は必ずお世話になるのだから・・・


他人ではなく、社員ではなく


みなやっぱり亡くなる時は

家族のお世話になるのだから


ほったらかしはよくないと思うのです


それは私が最近忌中だったために

とくに思うのかもしれませんけれど。。。