随分と前から
理系の某大学の人材開発担当者から
相談を受けていた事がある
「院生のコミュニケーションスキルがあがらない」
優秀な学生を世界に送りだすために
日本のトップ大学3校で行われている
人材開発のプロジェクトがある
教えている人も人材開発や研究の
博士レベルの方々だ
研究だけではなく
コミュニケーションスキルを重視している
「で、成果はどうなの?」
院生は相変わらずコミュニケーションがうまくなくて
インターンシップなとでもかなり困っていると言う
毎年
コミュニケーションとかファシリテーションとか
プレゼンの有名な講師が年に数回講義をしている
私が
有名ではない初の講師になるわけです
仕事は
偏差値だけでは闘えない
おそらく彼らの偏差値は75以上はあるだろう
頭がいいだけでは
社会に、世界には通用しない
テクニカルスキルだけではもはや就職はできない
コンセプチュアルスキルと
ヒューマンスキルを身につけることだ
これまでも
あれやこれやとセミナーや講義を工夫はしてきたらしい
でもですね
机の上だけでコミュニケーションとは?
を学んでも使えるわけがないのです
本をいくら読んでも自転車に乗れないのと同じ
まずは自転車に乗ってみる
ここからはじめないと乗れないと気がついてほしい
それで7月からは
私が関わることになったのですが
全員理系の院生で
それもおりこう度ベスト3の大学
私の様な講師が入ることは
おそらく驚くことも多いだろう
第一回目は
学生は口が開いたままになるかもしれない
「変な講師が来た」
たぶんそう思うでしょう
やたらと声が大きくて
はっきりと最後までしっかりとしゃべろ!
と怒られて
やたらと細かいことに注意して
動作が遅いと怒られて・・・
「変な講師」と思うでしょう
でもそれをやってくれる人がいないから
今、基本的な事が身についていないことで
困っているわけです
私が提案した授業は
別にめずらしくもなんともないもの
すべて実践行動学の体感型ワークです
すべて動くだけの実践のみ
「まずはこれからやったほうがいいね」
と、出した提案書が通ったわけです
しゃべって、笑って、意見を言って
チームになってワークして、ゲームして
フィードバックして、シェアして
別に頭を使うような
難しいものは何も入ってはいない
だからといって無駄で簡単だというものではない
しっかりとした実践行動学と組織心理学
エンカウンターを組み込んで
プログラムを作成している
日本をリードする人材になる人たち
そんなかかわりは
私にとっても励みになります
どんな時間になるのか
楽しみです