24年前の入社式 | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

24年前

私も入社式というものを経験した


初めての入社式(当たり前ですね・・・)

すぐに新人研修が始まりました


どこへ行っても目立つ制服でした


※当時TBSのザ・ベストテンという番組で

私は空港内でシブガキ隊、中森明菜の誘導をさせていただき

TVにずーずーしく登場していました≧(´▽`)≦


研修期間は3カ月

研修が厳しい会社だとは聞いていました

それでも厳しかったです・・・


途中

何人もの同期が辞めていった

早い人は1週間でリタイアした

地獄の特訓状態でした

夜逃げした子もいました


早い時は朝5時からのスタート

年頃の女性が

早朝から深夜まで研修漬になる


当然デートなどできない

彼氏もできない

居る人はまだいい



やがて別れが訪れる・・・

(なさけない男だ)


かなり厳しい研修だったと思う

朝から夕方まで研修

夜は個人レベルで課題をこなす日々

寝るのは毎日深夜か早朝だった


翌日研修中に睡魔に襲われ

また叱られる


あの頃の大人や先輩、上司は

それはそれは厳しかった

何度も泣いて家へ電話をした


携帯電話などない時代

女子寮の公衆電話は予約待ち

先輩が優先


外へ出て

公衆電話から親へ

恋人へ電話をかけた時代だった


私の彼は

空き瓶に一杯に10円玉をいれて

リボンをかけてプレゼントしてくれた

それが何よりもうれしかった


なかなか履修をクリアできない日

鬼の指導員&教官

クソババア

クソジジイ


人は初めて勤めた会社で社会人としてしつけられる

一生それが自分の武器となる

今では愛情あふれる指導教官達に感謝で一杯です


本当に研修がきつかった

だから今の自分がある

私の入社時は女性だけでも70人採用

あと男性事務員や整備士や専門職その他は

どれだけいたか覚えていない・・・


今日は神戸の居酒屋で一人飲んでいた

隣に外国人のご夫婦が座った


メニューが読めずに

店員に話しかけるが

「英語できません!」と言われていた


私が英語で口をはさんだ

ドイツからの旅行者だという


英語ができるのも

あの頃必死で英語を学んだから

今でも多少まだ覚えている


研修を用意してくださる企業を

当たり前だと思ってはいけない

研修ほどお金がかかるものはない


感謝して

しっかりとそれを受け取ってほしい

期待しているからこそ

新人にお金をだすのです


みなさんは期待されている人財です

声の大きさは自信の表れです

声の小さな人にお客様は近寄りません


自社の

製品+会社+自分に対する自信が

自分を強くするのです

丈夫な三つよりの綱


よわっちい研修からは何も生まれません

明日もがんばってください!!!!