自分なら・・・ | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

お気に入りのブログを読んでいて泣けました

最後の携帯電話」という記事

GNN理論で真髄を究める  

http://ameblo.jp/keigo3005/  


数年前

私は友人を病で亡くした

九州出身で長身の美人でした


彼女は両親と生き別れ

兄弟とも生き別れ

最後の時も生き別れた家族とは

会うことができなかったが

大勢の友人に囲まれて旅立っていった


友人同士で彼女が最後に着る洋服を用意していた

かわいい服が好きだった彼女のために

真っ白なロングドレスを用意した

それを彼女に着せて見送った


明るくて元気な彼女は

友人が多く彼女の病室は毎日人が訪ねてきていた

友人同士で時間帯を決めて

彼女がさみしくないように

いつも誰かが病室にいた


私は仕事が終わると毎日消灯まで病室にいた

毎日彼女の病室に行くことが日課になっていた

痛みの出る体をさするのがうまいといつも褒めてもらった


彼女との思い出を

keigoさんのブログを読んでいて思い出した

自分が時々つまらないと思う時間を

きっと彼女は生きたかっただろうから・・・


自分がつまらない喧嘩をする時間を

彼女はきっとうらやましいと思っただろうから


自分が彼女だったら


誰が訪ねてきてくれるだろうか

誰が消灯までいてくれるだろうか

誰がお買い物をしてくれるだろうか

誰が外出に連れて行ってくれるだろうか

誰が用事を頼まれてくれるだろうか

誰が最後にドレスを着させてくれるだろうか


そう考えたら

なんだか涙が止まらなくなった

生きているうちに出来る限りのことをする

生きているうちに人との時間を大切にする


生きているうちに


先日TVで見た孤独な老後を過ごす人の番組

携帯は持っているがアドレスに登録はなく

着信も発信履歴もないという

あまりにも悲しすぎる気がした


人は一人を好むことはあっても

一人では生きてはいけないと思う

一人を好むのは贅沢なのかもしれないと思う


この手が動かなくなったら

誰が好きなビールを開けてくれるのか


この脚が動かなくなったら

誰が外に連れて行ってくれるのか


この目がみえなくなったら

誰が外の景色を教えてくれるのか

誰が子供の姿を描写してくれるのか


誰かの手をかりることになる

どうせ誰かの手を借りることになるなら

少しでも好きな人の手を借りたいと思う


私も人生の後半に入った

これからはもっともっと時間を大事にしようと思う

利他的な人生を送ろうと思う


明日はもう数えたくない回数を迎えた誕生日

このブログを息子も読んでいる

ママはもう人生の後半だよ!(笑)

喧嘩しないで仲良く、ずっと仲良くしよう!

親子なのだから縁も血も切れないのだから


※nao、お祝いメールなんかよこすんじゃないよ!

 泣いちゃうから(笑)