うつ病が年々増加しているという
自分の身近にうつ病で悩んでいるという人
一人二人はいるのではないでしょうか
うつ病や心身症は誰がいつかかってもおかしくないものです
もし身近にうつ病や心身症と闘っている人がいるならば
「いつでも連絡ください」と
一言メールを入れて返事を待たないようにしてください
返事の催促もふさわしくありません
電話よりやはりメールが最適です
電話は出たくないのに鳴る
でも
メールは気分がいいときに見るからOKなんです
相手が返事を書かなければと感じるような文面は避けて
ありきたりな他愛もない内容で終わらせます
もちろん返事を期待してはいけません
案外
読んでいるものです
元気になると「実は全部読んでいたけど返事がかけなかった」
そういう人もいますから
どんなに強靭だ明るくて大丈夫だと言われる人でも
人は何かのきっかけに一瞬にしてそれが崩れることがあります
症状が重い人
症状が軽くて自分でも別の病気と思い
その治療で心身症まで完治してしまう場合もあります
去年から企業研修の後半に
メンタルヘルスを入れてくださいという要望があります
職場で出来る工夫、個人でできる工夫
知っていると知らないとでは大きな差が生じます
うつ病はまじめな人がかかることがおおいらしく
自分を責めて
自分をディスカウントしつづける人
睡眠不足もそれをなお悪くする
うつ病になる人の一番の原因と理由は
やはり仕事や職場での人間関係が多い
うつ病の辛さは、
なった人ではないとわからない
経験した人しかわからないと思う
大変さは見て取れても
見えない心の辛さほど本人を苦しめるものはない
私は臨床はやらないしカウンセリングもしない
カウンセリングしたのは
友人の子供で高校生だった男の子、今では22歳
以前の職場に3人うつ病の職員がいたときは
友人としてメール対応のカウンセリングをした
「北村クリニック」と呼んでくれて退職した後に
「彼女ができました。こうして元気に復帰できたのも北村先生がいてくれたから・・・」
そんな言葉をいただいたときは職場内での同僚の理解は
とても大事なことなのだと思った
休む勇気
辛いと言う勇気
公にする勇気
誰だってもっていない
でも
その勇気一つが早めの治療に入るきっかけとなる
周りが休ませるぐらいの強さも求められるかもしれない
誰だって良い医者が見つかればいいと思う
・良い医者をどうやって探すか
・良い医者とはどんな医者をいうのか
・眠れないと言った場合の医者の対応はどうか
ここが大切なのです
「やさしく話を聞いてくれる医者」
「親身になってくれる医者」
を求める人が多いのですが
実は
うつ病に関しての良い医者とは違うのです
心理士・生理人類士 北村みゆき