改めて気づいたこと | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

会話


この言葉を投げかけたら

どんな言葉が返ってくるのかな?


そんなこと考えながらなど話していない!

そんな計算などしていない!


と思っているかもしれませんが


いえいえ

人間の会話とは瞬時にそれを行っているのです



会話とは

自分にとってある程度心地よい反応を期待して

言葉を投げかけているのです



結果、期待した+の反応が返ってきたら(うれしい)

結果、想定内であっても-の場合はやっぱりそうか・・・

なぜかこの反応も考えの中にはあったのに

軽くショックを受ける



会話とは

瞬時のうちに返ってくる言葉を考えながら行う

実に高度なものです


YESと言われた場合の返し

NOと言われた場合の返し



次はきっとこうくるだろう!


これが的中した場合

この成功率が高い場合は


「会話がおもしろい」

となり


会話のスパーリングが成立するわけです


実際

話がはずむ人とは先の先まで会話が見えると思いませんか?


さぐりや思い込みのない

ストレートな会話

それなのに抜群に期待に答えてくれる


これが

楽しい会話の条件だと思います



ただ、想像を超えた言葉を返されることもあるわけで

そんな場合は


「えっ?・・・」


となるわけですがこの


「えっ?」


が多くなると考えてから言葉を発するようになり

そのうちだんだんと会話が少なくなり

挙句の果てには


「この人とは合わない」

そう決められてしまうかもしれない・・・


では

会話の成功率を左右するものってあるのでしょうか?



今日いただいたある女性からのコメント



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北村さん

何を話したいのか
何を欲しているのか

解るのは
相手が好きだからです。

それが相性…


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なるほど!

相手への思い

やはりこれが左右するのですね


相手を理解しようと思う

その思いの強さが影響してくる




好きな人とは1と言えば

「あっ10だね!」と

実に素早い対話処理が行われるのですが


嫌いな人とは

(最低限の必要事項で終わらせようとする・・・)

身に覚えがあるので気をつけよう。。。




例えばあかちゃん


「どうしたの?」

「どうしてほしいの?」


言葉が返ってこないから必死になってこちらから働きかける


相手の欲しているものをどうにかして

必死で探そうとする


実際赤ちゃん相手に行われている

母親の一人二役の会話ほど

他人から見たらおかしいものだろうと思う


飼い主とペットもそうだけれど・・・


この共通点は


相手が大好きだから

相手の笑顔が見たいから

利他的な感情と行動


交流分析の4つの分析の一つが対話分析ですが

この対話


相手に対する思いが+であれば

きっと上手く交流するのだと思いました


相手に対する思い

人を好きになること


このポイントで

会話はもっと楽しく弾むものだと思いました


よし!

積極的に自分から、相手に関心を持つことにしよう

もっともっと人を好きになろう!(^-^)/



交流分析士  北村 みゆき