クロ蔵ですにゃ!
このコーナーではマスターピースのご紹介をしてますにゃ!
今回ご紹介するのはMP-53 サイバトロン/戦士スキッズ。
パケ裏。
スキッズは最初のトランスフォーマーに2話しか登場せず、ザ・ムービー以降にも登場しなかったという「え?どうなったの?って言うかほとんど出てないじゃん!」ってなるのが当たり前だと思うキャラクターだからマスターピース化って面で考えるとエンドコンテンツみたいな存在。
なので(まだマイスターもトヨタの4WDもMP化されていないのだけれど・・・・・・)と、思うかもしれないんだけどHONDA CITYが生まれてから今年で40周年って事でソッチの企画との絡みもあっての選出みたいですにゃ。
パッケージを開封すると中身は超シンプルでトリセツ・キャラカード・本体に武器×2のみ。
中身、玩具部分。武器は青い方が”液体窒素ライフル”でメッキの方がツイン電子ブラスター。
そしたら早速、旧玩具(元ダイアクロン)と比較しながらビークルモードを見て行きますにゃ!
基本的にはダイアクロンの時点で子供向け玩具のカーモデルとしては良く出来てて今回のMP版は40年越しの技術の進歩+ハイエイジトイの価格の完成度って感じ。
前輪周りの分割線とかは変形も含めてオマージュされてる感があって同じになってると思いますにゃ。
窓ガラスも同じでクリアブルー。
フロント。MP版はHONDAのエンブレムやウインカーに補助灯と細かく塗り分けられてるのが分かりますにゃ。フェンダーミラーがちゃんと有るのも実車モデル感を引き立ててますにゃあ~。
こうしてみると旧版は
↓モルカーみたいにも見えますにゃあ
変な寄り道せずにレビューに戻りますにゃ。
サイドから見ると旧版もやっぱし良く出来てますにゃあ・・・
MP版は鉄チンホイールも綺麗に再現されてますにゃ。
昔の車のスポーツモデルは「どうせ社外のアルミに履き替えるでしょ?」ってメーカーも分かってて出来るだけ車体価格を低く抑える為にホイールキャップも付いて無い事が多かったんですにゃ。
リア。よく見ると上部真ん中にウインドウォッシャー液が出て来る突起まで再現されてますにゃあ・・・
その他の部分の再現度も半端じゃないですにゃあ。
リアハッチは新旧共に開閉可能。
MP版は武器を収納しておく場所になってますにゃ。
ちなみにドアも新旧共に開閉可能。
MP版は更にボンネットも開く事が可能で内部にはエンジンルームが造形・塗装されてますにゃ。この機構は
2003年から国内展開していたバイナルテックにも通じる所があると思いますにゃ。
バイナルテックはカースケールが1/24に統一されたシリーズでダイキャストがふんだんに使われていて車内もリアルに再現されたビークルだけ見ると化物のような完成度の玩具でしたにゃ。
比較してるTOYOTA bBは2005年発売のスキッズ。
ドアが開いてるのにドア下のフレームがちゃんと残ってる辺り、今でも狂気を感じちゃいますにゃあ。
↓バイナルテックが気になる方はコチラもヨロシクですにゃあ!
バイナルテックが1/24でダイアクロンが1/43だからマスターピースは・・・どのくらいですかにゃあ?1/35前後くらいなんですかにゃあ?
1/24仕様のメリッサだとMPにはオーバースケールな気もするし
こう置くと合ってる気もするから人間の目(脳)もいい加減ですにゃ。
て言うかダイアクロンが40年前、バイナルテックも20年前になりつつあるけどドレ見ても完成度パないですにゃあ・・・
40年前にダイアクロンで遊んでた人は幸せだと思いますにゃあ。
ちなみに、マスターピースシリーズは(コンボイver2以降)ロボ時のサイズを揃える為にカースケールは統一されてないんだけど並べるとこんな感じで悪くはないと思えますにゃあ。
(って言うか良くも悪くもスキッズだけ情報量がスゴイ・・・
そしたらトランスフォーム!
する為に開いたついでにスキッズが活躍した2話の内1話の再現
なんかもやりつつ資料写真も。
今回のスキッズ、20年近く続く間にコンセプトもブレブレのマスターピースにおいて最近の”アニメスタイル兼変態変形”の路線からまた初期の頃の”リアルカーモデル兼(比較的)簡単変形”の路線に戻った1発目のアイテムで全体的に変形は簡単なんだけどこの腕の収納だけはちょっと面倒そうだから畳む直前にどういう形状になってたらOKなのかを残しておきますにゃ。
後はサクサク変形してスキッズ、ロボットモードの完成!!
メチャクチャ似てる!・・・かどうかは本編にほとんど出てきてないだけに正直分かんないんだけど十分にスキッズだしCITYの時との両モードのバランス、各部の強度等はメチャクチャイイですにゃ!
唯一、気を付けた方が良さそうなのが肩の回転軸が硬いので付根を折らない様にしっかりと押さえてから動かす必要がありそうな事。
武器は2種共に拳に握らせるタイプではなく腕に固定するタイプ。
指は人差し指が独立可動、親指が固定で他3指がセットで可動。
なので割と自然に物を掴んだポーズも可能。
コレはクロ蔵秘蔵の殺虫剤。
可動は肩部分のクセが強いものの全体的に良好。
WFCトリロジーの一般的なレベルくらいの感じ。この作り込みでこれだけ動けば十分だと思いますにゃ。
そしたら最後にロボ比較、正面から。
バイナルテックはビークルは最高なんだけど車内内装や全体の豪華なダイキャストが仇となって、と言うかどうしようもないから重くてバランス取り辛いしゴテゴテしちゃってますにゃあ。
旧玩具は可動もほとんど無いんだけど「40年前の玩具だよ?」って考えるとちゃんとロボットの形状してるだけでめっけもの。
こう並べるとマスターピース版スキッズは旧玩具の正当進化版かつバイナルテックのビークルの外装の良い部分を取り込みつつ内装は切り捨てる事でロボモードのプロポーションと遊び易さを向上させた従来のマスターピースとバイナルテックのハイブリッドモデルとも思える感じになってますにゃ。そのバランスの良さはかなり好印象。
横から。
MP版はビークル時のルーフ分割線をなるだけ減らして見栄えを良くしつつ簡易な変形で視覚的に綺麗に畳まれる事でロボデザインを邪魔してなくて必要最低限かつ必要十分な処理で素敵。
お背中。空洞等も見当たらず流石のMPって感じ。
ロボモードのスケールはこれまでのMPキャラと統一されてますにゃ。
MP-12ランボルが税抜5,800円だった事を考えると(そもそも全ての玩具が)かなり高くなったなとは思うけど
↓ビークル質感もロボモードも納得のスキッズになってましたにゃ!
次回は付属品が豊富なのにお値段据置の同時発売リデコ品、MP-54リブーストをご紹介する予定ですにゃあ!
(スキッズである事、色、ターボモデルに拘りが無ければコッチが徳)
(だとどう考えても思っちゃいますにゃあ↑)
↓マスターピースでの検索結果になりますにゃあ!