強い人がいる。
弱い人がいる。
泣く人がいる。
笑う人がいる。
泣いて強さを取り戻す人がいる。
人前で笑って 心で泣いてる人がいる。
私たちはたくさんの誤解の中で
それでも理解し合おうともがく。
それでも どんなに近しくとも
完全に理解しあうことなんて
出来ない。
私たちは分かっていないことを
念頭に生きなければ 優しくいられない。
ポジティブであることを
もてはやしすぎてはいけない。
ただでさえ苦しんでいるのに
「早く立ち直れ」なんて
第三者が言うことではない。
苦しみ、自分を責めてしまうのは
当たり前だ。
人間だもの。
現実を生きているんだもの。
苦しみ、自分を責める自由まで
奪ってはいけない。
第三者にできるのは
ただ話を聞き
寄り添うことだけだ。
とことん落ち込み責めた後に
今が底で
もう登るだけだということに気づいたら
自ずと登ってゆけるものだ。