自分にとっては
「特別ではない」
国立競技場
日本サッカーはここから始まったからなのかもしれないが…
旧来のサッカー関係者で進められる日本サッカー界は、国立競技場をメインに考える雰囲気がある。
自分にとっては陸上トラックがある国立競技場は、サッカー観戦するにとても不向きでなぜこれが…といつも思う。
規模は全然違う、地方にある万博記念競技場でももちろんあるのやけども。
求めて求めてやっと吹田スタジアムができて、なおさらそう思う。
広島にも、そして今年は長崎にもスタジアムができ、サッカーをベースにして街を変える流れがある。
なぜ、国立「競技場」なのか?
新しくはあるけども、あくまでも総合競技場であり、昔のイメージを除くと総合的であるだけ、と思ってしまう。
もちろんマーケティング結果であったり新規ファンのために新たな魅力を!というのはわかるんやけど。
そもそも、やはり新規ファンになりそうな人は求めてるのかな?
こればかりは結果しかわからないので
やってみる価値はあるはずなんやけども。
でも、やはりなんかずれてるように思えて仕方ない。
これが自分の中のずれであるなら、それはとても結果的に良い方につながるはず
自分にとっては、国立競技場は「ウェンブリー」ではない。
現実的にスポーツの中のサッカーではあるんやけども、サッカーという固有のものであると自分にはある。
歴史とサッカー。
何がその根底にあるのか。
わからないし、もしかしかたらまだまだこれから作られるものかもしれないけども、サッカーはその距離感と臨場感も含めてのものであると感じてやまない。
球技専用競技場はまずそのベースにあるのではないかなぁと思う。
それはどこか…それが無いから国立競技場なのかもしれないけどね
アマチュア時代を含めると日本のサッカーの歴史は長い。
やけども、まだまだ作っていっているんやろなぁ。
ガンバ大阪にとってはかつては万博記念競技場、今は間違いなく吹田。
セレッソはキンチョウのまま進化した。
サンガは西京極から新たな亀スタに。
ヴィッセルはもちろんノエビアや。
日本は…でかくても陸上競技場なのやな。
それはとてもさみしい。日本のサッカーは数多くのスポーツ競技のうちのほんの一つなんやなぁ。