カニカマ食べたい。王貞治です。

今日は高円寺MYD・昼ヨガにわたしの根っからの後輩(高校・大学)であり、先日ボディビルダーとして華々しくデビューした宇野恭平君がヨガの体験に来てくれました。




彼と話すと思い出話が尽きないのですが、信じられなかったエピソードがひとつ。


私が高3の頃、彼がまだ中2とかで、それはもう愛犬のマルチーズかのように付き添わせていました。

ある日、マブいマウンテンバイクが欲しいと言ったわたしは、既にチャリ界の先輩となっていた宇野少年に「いいチャリ紹介しろ」と言いました。


すると宇野少年は「わかりました。ウチのそばにいいとこあります。」


と言うので、部活の後、彼の家付近(調布方面)まで行くことにしたのです。


当時わたしはママチャリ通で、彼は電車通学だったので、わたしは迷わず彼を家まで一緒に走らせました。もちろん自分はチャリです(鬼・1)


小川にある学校から調布まで、走ること約1時間、スタミナお化けの宇野少年は意気揚々とチャリ屋さんを紹介してくれ、そこでセンチュリオンのバイクを買いました。


しかし問題が発生してしまいました。


チャリが2台あるのです。

わたしが乗ってきたママチャリと、新車のセンチュリオンくんです。


そこで迷わずわたしは


「お前が俺んちまで乗ってくればよくない?」

と言いました(鬼・2)


「でも」「だって」などの否定語を発する舌を抜かれた宇野少年は「そうすね」と言って調布から小平まで50分ほど漕いで来てくれました。


ようやく自宅に帰り着くわたしたち。


しかし!そこで問題が発生しました。


ここは私の家ではありますが、宇野少年の家ではないのです!さっきいたところが宇野少年の家だったからです!


迷わずわたしは言いました。


「宇野、おつかれ!また明日!」(鬼・3)



宇野「はい!お疲れ様でした!!」


部活の後、3時間にわたって連れ回された宇野少年は黒縁メガネを光らせながら、闇世の中に消えていきました。


わたしは鬼子だったんですかね。


文句一つ言わなかった宇野は河童か何かだったのでしょうか。


まあ、いろいろありましたが今日こうやって変な動画撮れたりして、人生の不思議を感じます。


明学柔道部二大奇天烈OBとして、今後も君臨し続けましょう。