音楽協同組合の3日間連続共通企画!
「いい音楽ってなんだろう?」でした![音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/086.png)
![音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/086.png)
今週のお題は…
【いい楽器ってなんだろう?】
これまで楽器のことで、フルート吹きの私がよくされる質問は、
①おいくらなんですか?
②何本のフルートをお持ちなんですか?
③(フルートや楽器に少し詳しいかたから)どこのメーカーのものですか?
この3つくらいかしら。
特に①は、本当によく聞かれるわけですが、
高い値段だからいい楽器という単純な話ではなく。。。
この楽器で
どんな音が出せて、それによって表現の世界を広げられる、
そう思うから、使っています。
曲や会場、シチュエーションによって
私の場合だと4本のフルートから使い分けています。
楽器に愛情をかけて日々、練習していますが
(これが、本当に不思議で伝わるんですっ!!![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/082.png)
説明できないんだけど。)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/082.png)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/082.png)
楽器は音楽を表現するための「道具」です。
どんな表現をしたいかは
曲によって本当に違うし、
また、同じ曲でも演奏するたびに表現を変化させたいことも多々あるし、
だから
「いい楽器」はこれ!っていうのは、ないですよね。
この楽器の個性をどう生かすか、マッチさせるかなので![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
放送では、
同じ曲を、違う楽器で演奏しているものを聞き比べをしました。
(録音を探す中で、奏者も異なってしまったが、少々残念なのだけど)
♪ヘンデル作曲
フルートと通奏低音のためのソナタイ短調「ハレソナタ第1番」より第四楽章
![ブルー音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/144.png)
木製フルート→有田正弘氏による、フルートトラヴェルソ(1725年製)での演奏。
![むらさき音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/146.png)
金属製フルート→砂田全寿呼氏による演奏。
ヘンデルが作曲した頃に吹かれていたトラヴェルソでの演奏は、
作曲された時にもともとイメージしていた音色の再現だろうし、
進化した金属製のモダンフルートでヘンデルを吹く場合は、
パワーも出せるようになり、音域も広がり、装飾も技巧的に入れることができ、
様々な音楽を聴くようになった現代の私達にとって、魅力的に思える演奏を可能にさせているのがよくわかります。
どちらが正解ではなく、
ひとりひとりの聴き手が、どの演奏を聴きたいか、
いいと感じるか。
それも!今日と、明日では、違う気分になるかもしれませんし………
だから、
人間が操る楽器の演奏って、素晴らしい世界!
歌は声帯を取り替えられないけど、
楽器奏者の可能性は無限です
(のはず。技術があれば)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
音楽っておもしろいでしょ![ルンルン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/087.png)
![ルンルン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/087.png)
次回コーナー出演は5/4です。お楽しみに!