日本の図書館では、主に日本十進分類法という分類法で本は分類されています。

それを少しずつそれぞれの図書館で利用者が使いやすいようにアレンジしているわけです。


一つ前の記事で紹介した本など、作者のルーツが中国であれ、ガーナであれ、原著が英語で書かれたものは、英米文学に分類されます。

図書館によっては現代小説は言語問わず作者順に並んでいるところもありますが、勤務している図書館では、文庫本は区別なし、単行本は日本十進分類法にならって分類しています。

以前書架整理をしていて「?」と思ったのは、カズオイシグロが、小説「イ」の棚にあったのを見て。

日本の名前なので、うっかり分類してしまったようですが、カズオイシグロの作品は英語で書かれているので英米文学。

名前が日本で、舞台が長崎でも、英米文学に分類します。

なのでドナルド・キーンが日本語で書いたエッセイは、日本文学に分類。





で、最近やらかした間違いはこちら。



勤務している図書館では、児童書の物語は作者名のみで、古典文学系は分類の番号をつけています。同じシリーズの古典文学が日本文学に分類していたので、つい同じ番号をつけちゃったのだけれど、あとから「これ英米文学だよね」と言われて、あ、そう言えば!

とりあえず、同じシリーズでまとめたいからそのままにしていますが、本棚で見るたび、悩ましく思っています。

そんな小泉八雲はギリシャルーツ。

英語が、広く使われているだけに、色々な背景を含む分野になっているなあと、英語の中の多様性を感じたりします。