春になると、福音館書店がこどものとも絵本を再販します。
古くてボロボロでも買い替えられなかった本が帰るチャンス! しかもこれを逃すと買えなくなるので、春の福音館書店の出版情報は要チェックなのです。
で、今年はやっと出た!という本が数冊。
その中でも目玉はこちら。
10年以上前、書架整理をしていた時、同僚がぽつりと「この本、初めて読んだ時怖くて、ショックだった…」と言った本。
私も雑誌で出版された時に読んでいて、印象が残っている作品ですが、どちらかというとなるほど!と思った覚えと、秋野さんの描くアメリカインディアンの世界観に呑み込まれたような気持ちになった記憶があったので、「確かに怖いよねー」という返事しかできなかったということがあり、そして最近、ネット界隈でやはり展開と設定がトラウマになったという本の筆頭にこちらが上がっていて、やっぱり一般的にはそうなんだーと思った次第。(今探したら記事が見当たらず。他にもいろんなトラウマ本が上がってますが…)
それもあって知名度が上がり、今回の再販にあがったのでは?と穿った推測をしていますが、それでもいい!多くの人の目に触れるなら、と思う、子ども心に残っている大好きな1冊です。
ここまで語っといて何がトラウマな部分なのかはネタバレになるので書きにくいのですが、昔話としてはとうもろこしの由来話で、老婆の白い髪がとうもろこしのひげに、足がとうもろこし全体の形になっていることにすごくなるほど!と思った覚えがあります。
大人になって読めば、老人と主食であるとうもろこしが結びつくところに、老人への敬意、生活の厳しさ等々が伺えます。
それにしたって素晴らしいのはこの絵。
小さい頃に、アメリカインディアンの世界に出会わせてくれた作品です。
トラウマと言わず、異文化の世界観を感じて欲しい。
今のうちにぜひ購入を!(珍しく買いをおすすめ)
ちなみに個人的にはこっちの方がトラウマ本でした↓
でもやっぱり好きな1冊。


