ついこの間せなけいこさんを悼んだと思ったら、また、幼少期から今まで親しんだ作品を生み出した作家が亡くなり、また時代と年令を感じさせられた今週。
テレビなどでは代表作として、「ぼく」が挙げられ、最近の作品なのでちょっと驚いたり。
では代表作と言えば何かと中学生に尋ねられると、君たちの教科書にも出ていたはず、と言いながら、思い出すのは
「かっぱかっぱらった」「いるかいないか」
などの言葉遊びうたでした。
1年生くらいの時にひたすら音読した記憶があり、いまだに口につきます。
なぜか子供の頃家には、おそらくこの本の朗読テープがあり、「かっぱかっぱらった」を思い出すと、これを何度も段々早くなりながら朗読する谷川俊太郎さんの声が思い出され。
三つ子のたましいではあるけれど、自分の中にこの詩の言葉と谷川さんの声が一緒に記憶されていることに気づきます。
ニュースで詩を書くだけでなく、読むことも大切にしていたと言っていて、なるほどなあと今さらながら思ったりしました。
子どもがテレビで紹介される本の内、反応したのが「スイミー」と「スヌーピー」で、それは翻訳だしえと答えたけれど、では自分の中の代表作と言うと?なかなか難しいね、と話してたら、「わたしはマザーグース」という声があり。実は私も谷川俊太郎さんの名前で思い出すのはことばあそびうたの次にこれで。
マザーグース訳はさまざまな作家が出がけていますが、やはり幼少の頃家にあったのが谷川訳を歌ったテープ。小学生の時の自動車のお出かけのお供でした。ダークダックスなど、有名な歌手が歌ったものもあれば、朗読のものもあり、思い返せばあれは谷川さんの声だ、というものもあり。
再び自分の一部が、谷川さんの言葉と声で構成されていることに気づきました。
で、結局子どもに言えた代表作と言えば、「鉄腕アトム」の歌…
歌とは切っても話せない谷川俊太郎さんの詩なのだなと再認識..?
ちなみに自分が仕事で紹介するのに良く使うのはこちら。
メッセージ性は強く、ブックトークでは6年生の「戦争」のテーマで使ったことがあります。低学年から高学年まで、一度は読んでみてね、とおすすめできる本です。もちろん大人になり、現在の状況を思いながらもしみじみ思わされる作品です。










