保護者と離れて生活している子どもたちのいる場から貸出の申込みが。

図書館の資料はどんな本もおすすめの本ではあるけれど、色々な背景を持った子どもには気軽にいいよ!と言いにくい本もあるなあと、本を探し始めて、しみじみ思い。

リクエストに中高校生向けの本も入ってたからさらにそう思ったというのもありますが。10代以降を対象に書かれた作品は友達や両親との関係を書いたものが多く。もちろんそれが何かの助けになる1冊かもしれないけれど、例えばスポーツものだと「バッテリー 」を選べば、母親との葛藤が出てくるし、いろんな家族の形を教えてくれるいとうみくさんの作品「唐木田さんち物語 」も良くできていると、思うけど、実際に保護者と離れて、他人と暮らさざる得ない状況の人がそれ読んで楽しいだろうか?と思うと、そうは思えず。

担当外のYAコーナーにも一度は読んでもらいたい本もいっぱい。

ただ、最近の本は日本のものも海外のものも、SDGsの流行りもあってか、家族関係、友人関係、平和、難民関係等が多く、考えさせられるし、最後に希望はあるけれど、その前の主人公の設定で心が折れそうで。

そんなことを考えて選んだのはこちら。小学校中学年から高校生をイメージして。見ながら、ファンタジーってすごいな、とふと思い。

主人公に現実的な細かい設定は少ないし、そのくせ、自立や共生を具体的かつ、抽象的に教えてくれます。



毎月借りては返される本の一冊一冊全てが、借りた人の何かの1冊になるわけではないけれど、物語を読んで別世界に行けた、本を読む楽しさをちょっと感じた、と思ってもらえたらいいなあと思いつつ。と思いながら、5分後シリーズは未読です。すみません💧

ちなみに小さい子向けには昔話など入れたりして、やはり抽象的な物語の強さを感じます。

もちろん、「よかったねネッドくん」も入れました。