いま気になってること



九州の方はひどい雨なのに、関東ではにわか雨も

湿度を上げる程度にしかならなかった6月。

こんな状態で7月になり、梅雨はどうなったのか、水源は農作物はどうなるのか気になる最近。


思い出したのは、こちらの絵本。




雨が降らず、お腹を減らしたサバンナの動物が見つけたのはみずみずしい果物がなっている木。

食べようと近づくと、木の根元にはヘビがいて、この木の名前を知るものにしか実はやらんと言い。

動物たちは、物知りのライオンに名前を聞きに行くのだけれど、帰り道に忘れちゃう。

結局覚えて来れたのは、小さくて力のないあの動物でというお話。

木の名前を間違って覚えてしまう動物のおかしさと、小さきものが皆を救う爽快さが味わえるアフリカの昔話。


人気のお話なのか、色々な作家が名を変え、作品にしていて、こちらは2年ほど前にでた作品。




で、干支のうさぎが活躍するバージョンはこちら↓

ごちそうの木 タンザニアのむかしばなし


果物の名前を聞きに行くと立候補するうさぎを、お前みたいなものにできるわけがないと大きくて強い動物が行くのだけれど、ウサギは女性として描かれていて,強い動物は男性として描かれているのが、興味深いところ。


先の2作は、ヨーロッパ出自の作家なんだけど、こちらは地元アフリカのティンガティンガ画家による作品。

ネイティブの描く昔話の方が擬人化され、現代っぽいのが面白いところ。

作者の中では昔話ではなく今の話でもあるのかも。

そして他の作品で活躍する動物よりも弱く賢い動物がタンザニア ではうさぎという認識なのか等々、比べると色々想像しますが、関係なく美しい色彩と南国の色彩に物語の世界に浸れる作品です。

木の名前が1番面白いのは「オノモロンボンガ」だけど(^^;;


 

 

 

 

 

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