児童サービスのお話会での演目の一つにストーリーテリングというものがあり、日本語では素話といい、本を読まずにお話しを語るというものなのですが、語りやすい話は昔話が多く、その中でも個人的に話しやすく、本のないお話しに慣れてない子も楽しみやすいお話のひとつに、さかのぼる形式のお話があります。

誰かにお使いを頼むけれど行ってくれない,そこで次の誰かに先の誰かをお使いに行かせてくれてと頼むと、何かを持ってきたらいいと言われ、その何かをもらいに行くと,持ち主は違う何かを持ってきたらといい..とどんどんお使いが広がったところで何かをきっかけに、今度は今までの登場人物を遡り、とうとう目的を果たしてめでたしめでたし!という形式。

最近そのタイプの昔話絵本が出たのですが、それを思い出したのがこちらの新刊。





はちが花をみつけて、しめしめおいしいミツを吸ってやるぞ、と思っている後ろに

カエルがいて、しめしめハチを食べてやるぞ、と思っている後ろにへびが…

とねらいねらわれる姿がある時逆転するのですが、最後にしめしめとなった者がこれか!と読んだ担当者みんな驚かされ。


“しめしめ”という語感と背後にせまる危機、増えていく動物とひきが強い展開に、今時で、遠目に映える絵も合わせて、お話会の1番はじめやブレイクダウンにちょうどいい内容と長さの作品でした。


ちなみに典型的な昔話はこちら↓





個人的に大好きな作品はこちら↓

手のひらほどの本ですが、覚えるほど寝る前に

読まされました。ついでにお手伝いしてくれないとフレーズを唱えてました。