東京は初雪です。
雪の降る風景に思い出すうさぎの絵本はこちら↓
中国の作家によるお話に日本の画家村山知義さんが絵を描いたもの。
雪の中を歩く姿がすでに今日の気分。
おなかを減らしたうさぎが雪の中で見つけたのは二つのカブ。
それを一つは自分に、一つは友人のロバに届けます。
ところがロバは留守だったので、カブだけ置いて自分は帰宅。
帰って来たロバはそれを見て、ヤギがくれたのだと思い、ちょうど手に入れた
おいもをヤギに届けると、ヤギはるすで。
えー、うさぎが届けたのに!と思うけど、大丈夫、最後まで勘違いを楽しんで
読んでほしい一冊。
「どうぞのいす」という作品と同じぐるぐる話で、うさぎもロバも出てくるけど、
絵はこちらがやっぱり好きだなあ。
また、前者では思いやりと勘違いで話が進むけれど、厳しい冬の中の暖かさを感じられるけど、
後者はただひたすら優しく、小春日和のような話。
読み聞かせ的には、描かれている季節に合わせて、「どうぞのいす」を秋に、「やさしいともだち」を冬にどうぞ。
tomというサインがおしゃれなのに気づいたのは大人になってから。
息子さんの村山亜土さんが開いた視覚障害者が触って鑑賞できる美術館の名前にも
なっています。
まだ行ったことはないけれど、中学生の時に触る美術という展示に行った時のことを
よく覚えていて、それがこちらのギャラリーの作品でもあったことを知って、
なんだか縁を感じる作家さんでもあります。
絵本は寡作で、もう1冊「おなかのかわ」くらい。
こちらも昔話ベースの迫力のあるお話。
