寒い日が続いて、毎朝植木鉢に霜柱や,氷がみられる最近の朝に思い出したのはこちら。
ロシアの昔話。
ともだちだったきつねに家を奪われたうさぎが森の動物たちに助けを求めるんだけど、オオカミがきてもクマが来ても,きつねは出ていかず。
最後に頼んだ小さな動物は…
似た話は他の国にもあるけれど、ロシアでの設定は、きつねの家が氷でできていること。
2人協力し合って、それぞれの家を作るんだけど、うさぎは木の皮、きつねは氷で作るのです。
冬の間は仲良くしてたけど、春になり、氷の家は溶け,家を失ったきつねはうさぎの家を奪い、という展開。
なんで氷で作るかなーと思うけど、氷の家はきれいだったんだろうなーと思うきつねの表情。(考えなしとも言えるけど)
水に張った氷を見ると,それを思い出すのです。
うさぎときつねの楽しい冬の生活の後に、家を失ったうさぎが森を歩いて嘆く、昔話おやくそくの繰り返し言葉と、白を背景とした力強い絵は、遠目も聞き、教室の読み聞かせでも楽しんでもらえます。
今振り返るとこれってウクライナとロシアの今の情勢をも表しているようで。
家に居座るきつねを追い出したのはおおかみやクマの腕力ではなく、小さな動物の知恵だったんだけどなあと思う。(脅しには変わらないけど)
ロシアのアニメーター,ユーリ・ノルシュテインもこの話をアニメにしていて,絵本版も出ています。こちらも違う意味でロシア的な絵。一人で読むにはこちらもおすすめ。
↓ノルシュテインと言えばこちら。
