干支絵本2冊目は、①でもチラリと書いた

『ピーターラビットの絵本』シリーズ

 

ピーターラビットの絵本 第1集 セット(3冊)

 

うさぎと言えば、パッと思い浮かぶのは、うさこちゃんか、ピーターではないか?という

ほどの定番の作品だけど、私のファーストピーターラビットの絵本は、

実は、ピーターではなくベンジャミンで。

 

 

 

よく覚えていないけど、3冊1セットになった箱を与えられたとき、

1巻は先に妹が読み始め、そこで2巻の「ベンジャミン バニーのおはなし」を

先に読んだのだと思う。

それをすごく覚えているのは、お話の中に、カーディガンをなくしたピーターが

出てきて、悲しんでいるのをベンジャミンが手助けするという話で、

カーディガンをなくした理由を、そのあとの1巻を読んだことで、

なるほど!と思った覚えがあるため。

そうなのです。ピーターラビットのシリーズはどれも独立した話ではあるのだけれど、

第1集の3冊は、巻数順に読んだ方がいいのです。

それは声を大にして言いたい。

どれもうさぎが出ているから、ピーターが出てくるわけではなく、

そういう意味では、ピーターが出てくるのは1巻と2巻だけ、3巻でもちょっと出てくるけど。

これほど世界中?(日本限定?)で愛されているピーターだけど、

活躍はあのマクレガーさんからの逃亡劇のみなのです。

それを知らなかった当時の私は、家にあった6集まで、ピーターの再登場を期待して読み続けた

記憶もあり。出てくるのは、悪いウサギやら、リスやら、ネズミやら...

 

ちなみに2巻のベンジャミンバニーでも、マクレガーさんの怖い描写に、ドキドキした幼い私。

そのあと1巻ではなく、3巻を読み、フロプシーの子供がレタスを食べて眠ってしまうことを

不思議に思いつつ、小さな子うさぎが耳を掴まれて、シチューにされそうになる話を

またドキドキして読み、そして因縁の1巻で、ピーターのいたずらを見て、

これは自業自得だと思ったというのも覚えている。

 

 

 

ということで、同僚と話すと、ピーターラビットの一番のショッキングは、

パイになったお父さんだそうなのだけど、私はその記憶は薄く、

どちらかというと、ベンジャミンバニーのお話で、カカシに着せられたピーターのカーディガンの方が、

記憶にのこっているのです。

 

そんな、パイになったお父さんの絵が見られるのは、新訳で刊行中の

早川書房版の「ピーターラビットの絵本」。

1巻を読み比べて見たけれど、言葉遣いや言い回しの違いはあれど、

すごく違うというわけではなく、それだからこそ、馴染んだ旧約の方が、

しっくりくるという感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、のちにうさぎを飼うことになった時、もちろんピーターかベンジャミンと

名付けよう!と思ったら、メスだと言われ、モプシーという名をつけた我が家。

さらにのちに、オスとわかったのだけど、13年生きて、モプシーと呼び続けたのも懐かしい思い出。

さらに友人もうさぎを飼うことになったので、名前の参考にするので、本を貸してくれと言われ、

新しい方がよかろうと6集あたりを貸したら、うさぎの話が入っておらず、

友人はうさぎをチミーと名付け。様々なシーンでピーターラビットの世界を

身近にしていた自分の子供心を思い出します。

 

 

カルアシ・チミ-のおはなし (ピーターラビットの絵本)

 

 

↓おまけ:

ポターの絵ではない、ポターワールドもあるのです。

同じイギリスの作家ロアルド・ダールの挿し絵などを描いているクウェンティン・ブレイクの絵も

ポターと対極だけど、好きな絵。