『なかよしの水』
(
ティンガティンガの絵本第2弾。
前作と同じく、うさぎが活躍。
水を飲もうとして動物たちが川に行くと、
ワニがいて、飲めない。
動物たちのうち1匹を食べさせれば、他の動物には水を飲ませてやるというワニに、
動物たちは、1番小さなうさぎを食べさせてやろうと言うけれど、もちろんうさぎが承諾することはなく、逃げる。
ところが草原にはライオンがいて逃げ出せず、洞窟へ逃げ込むけれど...



これを読んでタンザニアでお店のお姉さんと話してて、自分の実家は川の側だと言われ、泳ぎたいなあと答えると、ワニがいるよ!と言われたことを思い出し。
そしてタンザニアでの問題の一つに長い通学路で子どもがライオンに襲われるという話も思い出し、(10年前の話だけど)今でもリアルな設定!とびっくり。
もともとティンガティンガの絵の動物たちは、ワンピースを着たり、シャツを着たり、昔話ぽくない服装の動物と、布を巻きつけた服を着てたりする動物と、今と伝統の服が混ざってるので、昔話感は少ないのだけれど、それもまた今のタンザニアの人々の風景にも見え、今も昔も変わらないタンザニアの人々の生活の様子と、人のおろかさ、したたかさを感じさせてくれる作品になっているんだなーと感慨深く思った1冊。