先日仕事で6年生へのブックトークへ。出勤の都合などあって、プログラムは同僚が組んでくれていたのだけれど、すると自分で選ばない本もあって、新鮮な発見も。
『光の旅 かげの旅』(アン・ジョナス 評論社)
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この本は、高学年向きではよく使われている本。
ブックトークで高学年ともなると基本紹介は読み物や知識の本メインに。でも、1クラス分のこどもを前に読み物だけでは、華がない。ということで、絵本も使いたいけど、高学年の子も飽きずに見てくれてオススメできる絵本は..と言うとおのずと限られてきてということで、よく選ばれるというわけで。人が使うので自分はあまり選ばなかったのだけれど。
表紙でもわかるように上下が反転してちがう絵になるしかけ絵の絵本。
朝家を出て街へ向かい、夜になって戻るという流れの中で、帰り道は本をひっくり返し、今までの風景を違う絵としてみれるもの。シンプルな文章がシンプルだけど計算された絵に合っていて、読む方もしみじみと読める。
自分では読まないけど、逆さ絵なんてよくあるし、6年生なんてスカした反応じゃないの?と思っていたけど、なんとひっくり返した途端、「えー」という声。
さっきまで見てた風景がひっくり返って別の言葉で語られるとそれに見えることにびっくりして、もとの絵はなんだったっけかと頭を下に向ける子続出。
しかけがあるとは言え、絵の力、作品の力を感じた瞬間。
ちなみにこの後、上の景色が映って見える風景ってことで『ウソのような現実の大図鑑』でウユニ塩湖を紹介。こちらもびっくりしてたので、意外に今時の6年生もかわいいんだなと思い直した日。


