飲み事が多い季節となりました。
朝方の帰宅が多い…あいにく酒は強くないので、帰り道 冷たい風に当たると頭が痛む。
現在、読んでいる小説で中国人が日本に来て出稼ぎにきて苦労を知り、ゆくゆくは殺人を犯してしまう内容のところがある。
その時、電車に揺られながらふと、沖縄でのイベントで中国人の学生アルバイトのことを思い出した。
イベント当日の朝、集合時間に揃わない学生がいた。それが彼。
機材の搬入作業や設営は時間通り始まるのだが、携帯に公衆電話からの着信、片言でしどろもどろ…どうやら 集合場所がわからないようだ。
あいにく 自分ひとりが指示をする立場なので、細かく説明していると大勢のアルバイトらは言ったことを済まして、指示を待っている。
つまり、いちいち場所を丁寧に説明している時間がロスに感じたのだ。自分も苛立っているなぁ、と感じしつつ説明はするが、とにかく解らないらしい。
まぁ、自分も県外者だし…アルバイトに指示を先にしたいので、また2~3分後に電話して下さい、と伝えても、公衆電話がこの先にあるかどうか解らないので、この電話で済ましたいと片言でいう。
苛立ちだ…おそらく彼から見た自分は優しくない日本人と思えるのだろう、なんて気になった。
30分遅れでようやく会場に到着。すごく真面目そうで、指示を与えれば素直にか細い身体で動き、細い腕で荷物を運ぶ。休憩時間、イラついてた自分も何だか悪いなと思いつつ、彼に話しかける。
『…君、携帯とか持たないの?持っていたほうが派遣会社との連絡や まずこういう時に便利でしょう?』と言った手前、余計なお世話だったかな、と後で思った。そうですねぇ~と照れ笑いしながら頭をかく。祖国ではない国でこうして彼は汗を流し働いている。自分を彼に置き換えるのを想像する。いったい、自分ならば こうして働いているのだろうか?感じの悪い外人はさぞ怖いと思うだろうし、不安もあるし警戒もする。まず、国を出て行く勇気とその国で働き暮らしていく勇気を称えたいと思った。