大納会 2008相場振り返り | 外国株式アナリストの雑感               ~Why? Why? Why?

大納会 2008相場振り返り

今日は大納会でした。

証券会社の年内最終営業日で、午前だけマーケットが動いて午後からお休みです。


来年から午後も動くみたいで、仕事終わる時間が遅くなるのが迷惑です。

今は午前だけ仕事でちょっと飲んで帰るみたいな感じです。


さてマーケット絡みで今年の振り返り。


100年に一度と言われるマーケットで世界中で大荒れの相場でした。

個人的な予想と検証


①日経平均 年初の1/4日(14691円)が今年の高値というちょっとしゃれになってない状況。今日が8859円。

個人的な予想では安値10000円ぐらいまで下げるかなと思ってたのですが、まさかバブル後安値を下回るとは思わず。一時7000円を割る場面も。おおはずれでした。


②原油価格 夏に1バレル=147ドルをこえて現在40ドル少し。上昇時はバブルと思っていましたが、下落傾向になった時は根拠なく感覚的には100ドル前後でとまるかと予想。同じく大はずれでした。


③金価格 1トロイオンス=1000ドルを越えてそのまま1500ドルとかまでいくと予想。結果は800ドル代後半。一時1000ドルをこえた時はそのままいくと思ったのだが、原油の反落と共に金も下落。個人的には米ドルがじゃぶじゃぶになって市場にあふれてきているので、来年も米ドル建の金価格にはまだまだ強気です。

バフェッとは金は上がるとは思っていないと言っているとのことらしく多少気がかりではありますが。


④NYダウ 年初は13000ドル、最終的には8500ドル前後 一時7500ドルぐらいまで下がりました。個人的には日経平均より下がるかなという予想でしたがこれも予想よりは下がりすぎました。


全体的に大きくはずれた原因は自分が思っている以上に投資資金が市場に存在し、それが膨大であったが故に巻き戻しが強烈だったということ。

そして世界のグローバル化はかなりのレベルで進んでいて、マネーに国境はないということ。ここまで世界中の資産で相関が1に近いとVaRなんて机上の空論であった(結果的に)。

マネーに国境がないからデカップリング(先進国の米などが崩れても新興国の中国やインドは成長が続く)は成り立たないということ。数年したらゴルディロックス経済の様に過去を振り返るだけのキーワードとなりそう。


後、個別では、トヨタ自動車の好調も元をたどれば米の住宅バブルに支えられていたということ。

住宅価格上昇→個人の資産増大→トヨタの車が米で売れる

今年はこれが逆回転

住宅価格下落→個人資産ボロボロ→トヨタの車が売れない


今になってこれを聞いたらそりゃろうでしょうと思うけれど、単にトヨタ好調の時は全くこの論理構造に気づかず。

いい勉強になりました。


ひとまず相場に関してはよくない話ばかりで最悪だったのですが、こういう100年に一度とまで言われる最悪な時にマーケットをじっくり見れたというのは、良い経験になりました。