創造的破壊 | 外国株式アナリストの雑感               ~Why? Why? Why?

創造的破壊

いつも読んでいるブログ 生命保険立ち上げ日誌


ライフネット生命の副社長の岩瀬さんが書かれているのですが、ライフネットが保険業界のタブーを破り保険料金の内訳を公開したのが話題になっている様子。


業界初!“保険の原価”を開示したライフネット生命に怨嗟の声


引用すると


契約者が支払う保険料は、将来の保険金支払いの原資である純保険料と、保険会社の運営経費である付加保険料に分けられる。この付加保険料には、営業職員や代理店への手数料や、保険会社の利益などが含まれ、開示はタブーとされてきた。


いったい付加保険料にはどれほどの差があるのか。

 たとえば、30歳男性の死亡保険金3000万円の定期保険(期間10年)に支払う年間の保険料は、ライフネットが約4万円(純保険料約3万円と付加保険料約1万円)で、ある大手生保は約8万円。その差は2倍だが、付加保険料で比べれば、差は5倍に広がる。

 なぜなら、同じ日本人が対象のため、原価である純保険料はほぼ同額であり、他生保でも純保険料は約3万円となる。つまり、先の大手生保の付加保険料は約5万円となり、ライフネットの約1万円の5倍に相当するというわけだ。


とある。つまり純粋な保険料は大手もネット生保も大してかわらなのに、なんだかんだ理由をつけて抜いてる手数料が全然違うと。今まで一般の消費者が見えない所で損をしてた部分を積極的に開示することで既得権益を破壊しにいってます。


一昔前のインターネット証券が既存の証券会社の手数料を壊しにいったのと似ていますね。既得権益側はあの手この手で手数料引き下げを防ごうとしましたが、結局消費者も一度値段の違いを知ってしまうと無駄にお金を払いたいとは思わないわけで。結果的には証券業界もネット証券の出現によって今までの手数料率をある程度まで引き下げることになりました。


今まで保険を販売したこともあるのですが、正直ここまで手数料を抜いているとは初耳でした。そりゃこれだけ手数料取ってたらタブーになるわな。消費者としては、今回のライフネットのような創造的破壊をしかける所がどんどんでてきて欲しいものです。


しかし証券業界の既存のビジネスモデルももう限界が近いのをなんとかしないと・・・