さらば財務省
著者の高橋さんは小泉内閣時代に竹中大臣と一緒に改革スタッフとして様々な政策を遂行した方。
最近では霞ヶ関埋蔵金の存在を明るみに出したり有名な事をしている。
といいつつ埋蔵金話は聞いたことはあったが高橋さん自身のことは知らなかった。
会社で話に出てたからどんな人なのかねと思い、あぁこの本の作者かと。
本も題名だけ知ってるだけだったし。
ってか明らかに知ってないとまずいっていうぐらいの人で自分の無知さに反省。
内容は官僚がいかに既得権益にしがみついているかや
小泉政権~安倍政権の舞台裏話等々。
改革派の意見であるのでそれだけを鵜呑みにするのはよくないとは思うが
はっきり言って政治の話は普段から意味不明な所が多すぎるので多少の整理にはなった。
読み物としてもおもしろいと思う。
特に印象に残った点は二つ
①小泉総理に渡す書類はA4一枚まで
総理大臣程多忙な方に読んでもらうには極限まで情報を凝縮させて本質だけをわかりやすく伝えなければならない。
つまり全てを理解した上で凝縮して最高にわかりやすくする力が必要と。
②国の「純債務」という概念
よく聞くのが国の債務は800兆以上に上るという話なのだが、
これは「粗債務」という概念らしい。
国際的には「純債務」というのも使っていて、「粗債務」から政府が持つ金融資産を差し引いたのが
純債務。日本ほど政府が多額の資産を持っている国はなく、2005年末時点で538兆円にも上る。
つまり差し引いたら純債務は約300兆円にまで減ることになると。
もちろんどちらの概念も重要だが、いつもいろいろな指標で見なければならないという話が書かれていた。
普段円/ドルの為替レートを決定する要因として国の財政状況を考える時は当たり前のように
粗債務しか考えていなかったのでちょっと調べてみないと。
しかしこの高橋さんは東大の理学部、経済学部と卒業しており
数学がなぜか得意だったと言っているのだが、中学生の時に大学レベルが理解でき、
高校時代は授業を受けなくてもいいと言われていたみたい。
こういう天才もいるもんなんだね~
こういう人は物事がどういう風に見えてるのだろうか???
一度見てみたいものだ。
現在は東洋大学の教授をやられているのだがこういう人の授業を受けてみたいな~。
今思えば大学時代はおもしろい授業はいくつもあったのではないだろうか。
なぜ卒業できたのか不思議なぐらい学校に行ってなかったし
卒論も書いてない自分としてはもったいない大学時代を過ごしてしまったと思うばかり。
