決算書の暗号を解け
公認会計士兼経済評論家の勝間和代さんの著作。
昨年出版されて一回読んでいたのですが、いまいち内容忘れてたのと
実務に使いたいので読み直しました。
企業の決算書を読み解くにあたっての注目ポイント等を
アナリストと会計士それぞれの目線でのどう見ればいいかの初歩的なことが書かれています。
どちらかと言うと会計士よりでしょうか!?
他の単純な決算書分析の本と違う所は利益の質に重点を置いている点です。
実際損益計算書上の利益は数字上のことなので多少は操作できます。
その利益の裏づけにCFがどれ程あるかってことですね。
後はアナリストにはどうしても買い推奨のバイアスがかかる等
さすが経験者ならではの指摘があります。
しかしこういう良書が一般に販売されることで
個人投資家にとってはプラスでしょうが既存の証券会社等にとってはマイナスでしょうね。
実際ここに書いてある事をしっかり理解している営業マンはどれぐらいいるのかっていう話です・・・
まぁかなりお奨めの本ですが、簿記を知らない人でもばっちり理解できるみたいに
書いてる割には、全くの初心者にはちょっと難しい内容かと思います。
並行して簿記2級ぐらいを勉強すればより理解できていいかな~と。
勝間本の中では売れ行きが多少悪いと聞いたことがあるのは他の本に比べて専門的だからでしょうか。
個人的にはこの続編の更に深く突っ込んだ内容の本をぜひ出版して欲しいです!
