ネット金融維新伝
現在のインターネット証券会社を代表する
SBI証券(北尾吉孝)、マネックス証券(松本大)、カブドットコム証券(齋藤正勝/臼田琢美)
松井証券(松井道夫)楽天証券(國重惇史/楠雄治)
の各社の代表取締役の半生や会社の設立から現在までの経緯が書かれています。
新たな金融業界を切り開いてきた方々の話であり、読み物としても割とおもしろかった。
北尾さんと孫さんがどうやって出会ったかとかは初めて知ったし。
改めて感じたことは、
「金融業界の流れは法規制と綿密な関わりを持っている」ということ。
ネット証券の拡大に最も寄与したのは手数料の自由化。
逆に既存の証券会社は収益改革をせまられることになった。
カブドットコムの斉藤さんは次は株券の完全自由化といっている。証券会社間の株券の流動性が革新的にかわると。その動きを常に敏感に見ておこう。
金融業に携わるのなら法律や規制の動向をもっと気にするようにしないと大局的には見えてこない。
今はほとんど見えていないので、そのあたりにも敏感にならないと。次の時代を読むにの必要というだけでなく、今までうまくいっていたビジネスモデルが一瞬でなくなる危険性もあるし。
古くはバブル崩壊のきっかけとなった総量規制や、最近では消費者金融のグレー金利の撤廃か。
後、読んでて同感と思ったのは、カブドットコム斉藤さんの
一般社会には、音楽や美術大学で見た、いわゆる天才はいなかった。
天才といわれる人も、努力家であって天才ではなかった。
だから自分も、努力を続ければ上り詰めることができるかもしれない
という部分。
まぁ同感って思う暇があればもっと努力しないといけないという話ですが・・・
