感謝祭シリーズと名打った5本にわたる企画が一つ終わりました。
約三カ月の添削を経て、完成した戯曲は、良い所も悪いところもありながらお客様の元まで運ばれてゆきました。
脚本家として公演に関わるのは初めてで、どんな立場でいればいいのか分からずどきどきしてました。
直接的に本番のプレッシャーがない公演というのもなかなかに気持ちのいいものですねww
(感じろちゃんと!)
演出やってても、上演中は自然と「どころどうすればよかったのかなぁ」と考えてしまうのですが、
今回は本当にもう、よくわからなくなっていて(笑)
がっつり言葉ごと直されることも、最初は凄くびっくりして。
何で直すんだろう?
と改訂の意図が読めずに、言われたとおりに直してしまうと、
作品に対する興味が薄くなって、
そもそも何が書きたかったんだっけ?
と戸惑うこともありました。
自分の傾向みたいのが掴めれば、もうちょっと積極的に直せたのかもしれないけど、
余計なこと書いて、今まででOKもらったとこにまで影響出したくないしな…
と思ったら、手が出せなくなってしまい、
自分の中では”無難”という印象の作品になったような気がしていました。
けど、多くの人が関わる場…
はっきり言えば「私自身が作品の出来に責任を負わない場」では、
奇抜さとか特異性とかより、
まず「普通に面白い」物を書くのが必要なんだと思いました。
だって、お客さんは「私(けちゃ・吉野香枝)」を観に来ているわけじゃないから。
傾向も趣向も分からず、PAP企画さんと役者さんへの信頼から、劇場に足を運んでいるわけだから。
そう思って振り返ると、
基本すらまともに抑えられない人間が、何を偉そうに…( ;∀;)
と、自分の未熟さを痛感しました。
直すべきところが自分では見つけられない。
お客さんの耳になって戯曲を聞けない。
スタートを切っただけで、走り方をまともに知らずにフルマラソンに挑戦している様なものなのかもしれません。
けがする!!
でも、仕方ない!
走りたいから。
痛めたら座ればいいし、
走り方を真似れる人は前の集団にたくさんいて、
ゴールまではまだまだ距離が合って、
ゆっくりでも進んでいればそのうちゴールテープは切れるだろうし、
沿道にはちょっとずつ私を応援してくれる人の顔があったりするから、
どんなに走り方が格好悪くても、
楽しいなって思えるんだ。
だがしかし。
実生活ではマラソン嫌い。
ボールとか追っかけないと走れない人です。