少し前のことですが、二日ほど遠出して帰宅した時感じたのが
 
家っていいわー。落ち着くわー。
 
30年近くかけて整備し続けた(現在も進行中だし将来も続く)周辺環境ですから、快適じゃなかったらおかしいですよね。マイナス面は「見聞を広める」以外の外出する意欲が無くなるということでしょうか。自転車は例外かもしれません。
 
先日fbの方でビジネス系の投稿をしたところ、出るわ出るわビジネス(とりわけセミナーや起業関連)系の広告が。あまりにもわずらわしいので片っ端から非表示にしました。興味のあることなら言われなくてもネットだけじゃなくてあらゆるツールを駆使して調べます。こういう時に私は一応ネット以外にテレビ、書籍、(信頼のおける)人の話を聞いた上で最終的に「外出」して情報の真偽を確認します。
 
もっとも人生もこのくらい進むとある程度情報ソースのセレクトもできてきますので、無駄は減ってきますが。
 
話は変わりますが、やたら出てくる「無料」「誰でもできる」「簡単」「〇〇日で」という広告。なんと言いますか、こういった文句を鵜呑みにできること自体がそもそもアンビリーバボーなことではあるのですが、そのように「誰でも」参入できる市場に入ること=「どこよりも厳しい」競争にさらされること、というのを理解できない人があまりにも多い。
 
実際、自己啓発業界の第一人者ともいえる方がたまたま部活の先輩でしたので、多少のウラ話も含め昔から話を聞いてましたが、申し訳ありませんけどその方は学生時代から向上心と行動力が「半端ないって!」でした。
 
凄いことはアッサリ起きたりしませんよw
 
そういうネット系ビジネスや起業を勧めるセミナー業界がこぞって揶揄するのがいわゆる「サラリーマン」と呼ばれる企業に勤めて月給をいただいてる人達で「社畜」なんて言葉もあるくらいですが、本当に彼らの言う通りでしょうか?
 
「社畜」という言葉が生まれたのは1990年頃のようで、思ったよりも古い言葉でした。Wikipediaによれば「主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも、外部から馬鹿にされる意味合いを持つ」とあります。
 
「主に日本で」「外部から」というところに注目ですね。自然発生的な言葉ではなく元々ある意図を持って作られた言葉であることがうかがえます。
 
【家畜を飼うのは食べるため】

 

社員を雇うのは食べるため?実際そういう企業はありますね、いわゆるブラック企業です。ただ、今の世の中では超ブラックな企業を除いてはそのような目で社員を見て雇うような企業は自ら滅びる運命にあると考えます。そして、自分の意思と良心を放棄するかしないかはあくまで個人の選択かと。

 
むしろ今は人(特に日本人)が思考することを放棄し、AIに選別され情報という餌を与えられて飼い慣らされているのではないでしょうか?自分で何かを選んでいる、判断していると思っているようで、実は選ばされている、判断させられているとしたら?
 
今は「社畜」ならぬ一億総「言畜」時代かも。