唐突ですが、私は子供の頃海外のTVドラマが好きでした。

それもかなり小さな頃からです。小学校低学年で将来の夢は?と聞かれて「サンダーバードかチャーリーズエンジェル!」と答える、当時としては明らかに周りと一線を画す子供でした。

そんな私が大好きだったドラマの一つですが、未だに知ってる人に出会ったことがないのが1990年前後に放映された「弁護士シャノン」



離婚歴あり。娘一人。お金無し。でも弁は立つ。法廷で争うというよりその前段階の交渉で示談や和解に持ち込むというスタイルでアウトローだけどちょっと情にもろい。だからいつも最終的にお金にならない。日本のおじ様おば様で「俺たちは天使だ」とか「探偵物語」辺りが好きなら好きになりそうな話。

元々は依頼者だったのに秘書になる女性ルーシーはエリザベス・ぺーニャが演じていた。「ジェイコブスラダー」しか映画で見た記憶はないんだけど、このドラマの彼女めちゃくちゃ良かった。



しかし、このドラマで一番素晴らしかったのはウイントン・マルサリスが音楽を担当していたこと、常にスモーキーでブルージーな大人の空気が漂っていた。ウイントン・マルサリス知らないってならgoogleでも何でも調べてください。ジャズの巨人でやんす。

ドラマでも度々音楽ネタが出ていて、娘がブルーオイスターカルトのライブで熱狂してたり(どんだけコアな娘やねん!)、とある女性カントリーシンガーが有名歌手に盗作されたと訴える回では「私の「私に返さないで」を返して!」 「え?え?何言ってるの?」「だーかーらー、「私に返さないで」を返してって言ってるのよ!」「???」みたいなやり取りがあったりしました。

最後にマルサリスの演奏をお楽しみください