「戦力外通告を突きつけられた人はどうするべきか」

 
先週、映画「ガチ星」を観てまいりました


  
冒頭のリンクは公開直後に日経ビジネスに掲載されたもので
詳しい解説はこちらにお任せしようと思います
というのも元競輪関係者が「良かった」と言っても説得力は薄く
全く競輪に縁のない人の感想をあえて最初に持ってきたかったので
 
この映画は『競輪』の映画というよりはむしろ誰にでも当てはまる
人生のターニングポイントの映画だと感じました
そのせいか、予想以上にたくさんの人が観に来ていて驚きました

女性も割と多かったです(久松君役の福山さんがイケメンだから?)
正直「競輪好きのオッサンがパラパラいるだけだったらどうしよう?」
と劇場に着くまでは不安でいっぱいでしたが稀有に終わりました
挫折を乗り越える男の映画を楽しんでいただいたところで
ちょっと(かなり?)マニアックな『競輪』の世界を覗いてみたい、と

ほんの少しでも思っていただけたら嬉しいですね。
  
実際の競輪と比べると
競走に関してはツッコミどころ満載すぎて倒れそうになりますが…
同地区の自力選手同士が競りません、普通は
  

主人公が 「吹っ切れる」 シーンと前後する物語の終盤部分は
素直に 観てほしい と思えるものでした

どうやったらここまでクズな男になれるのかと頭を抱えるほどクズの
主人公浜島とは真逆の性格で常に刺激となる同期の久松君ですが

寡黙なキャラ故終盤部分での演技には衝撃を受けます
その演技もさることながら、大変美しい顔をしているんですよね

 


 

どこかで見た覚えがあるけどそれが映画を観ている間には思い出せず
家に帰ってから調べました
 
あ~らビックリ! ドラマ「弱虫ペダル」の京伏の水田くぅ~ん
(御堂筋君っぽく読んでください)だったんですね
全然キャラが違うからホンマ分からんかったわびっくり


 

映画は見るけどあまり役者そのものには興味を持たない方なので
改めて 役者さんて凄いな! と感じたのでした