武術空手寺本道場

武術空手寺本道場

なぜ、今の時代に「武術」なのか?!
闘う為の技術が、なぜ現代人にこそ必要なのか?!
動画、イラストを使い説明しています。

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「受身レッスン」

 

 

先日の土曜日は子供会のバスケットボールチームに呼んで頂き、

「受身」レッスンを行なってきました^ ^

 

 

 

バスケでは練習中に頻繁に転ぶものの、

 

転び方を習う事が無い!

 

チーム結成後初の試合が間近に迫り怪我でもしたら大変と監督さんが心配になり、

 

私に依頼が来た訳です。

 

転び方「受身」なら武術空手では当たり前のように行う基本中の基本の技術なので

 

「お任せください」

 

との事でお引き受けしました^ ^

 

レッスン始め

 

「受身って知ってますかー?」

との質問に

 

子供達

「??????」

おーマジかぁ

 

でも想定内でした^ ^

 

ノートに大きく文字を書き、しっかり準備してました。

 

そして

・受身が無い転び方

・受身が有る転び方

をビフォーアフターでお見せしたところ、

 

 

「やりたい!やりたーい!」

と子供達の受け身を身に付けたい願望がMAXに!

 

 

 

 

 

 

真剣な顔で受身レッスンを受けてくれました^ ^

 

皆さん、

初試合頑張ってくださいねー(^。^)

 

 

 

 

 

 

こんにちは、

武術空手の「手捌き」

は統一体(身体の軸)を瞬時に作れるようになる事が大前提

です。

 

そして統一体をどんな動きをしても途切らせずに

動けるようになると手捌きを使いこなすことができます。

 

詳しい説明は

①手捌き(説明)

のブログをご覧ください(現在制作中)

 

●動画突き(格闘技)

突き格闘技

https://youtu.be/K2lwp4EWE9E

 

一般的な格闘技の突きは相手に浸透せず跳ね返ってしまいます。

 

●動画突き(武術)

突き武術

 

 

武術の突きは相手に浸透していきます。

 

 

●動画引き(格闘技)

 

 

一般的な格闘技の引きは踏ん張られた相手を引っ張る事はほぼ不可能です。

 

●動画引き(武術)

 

 

武術の引きは踏ん張る事ができない為引っ張ることができます。

 

 

武術の手捌きのポイントは

①肩の力を抜いて肩を下げる

②肘を脇腹に沿うように力を抜きながら締める

③手首、肘関節、肩関節→を使わず肩甲骨周辺を緊張させることなく使う

 

この3つのポイントを同時に行うことが武術の手捌きに必要な要素です。

 

見た目ではできているのかどうかが解りにくいので、

 

動画のように必ず対人チェックをする必要があります。

こんにちは、

武術空手の寺本正之です。

 

ブログ ①統一体(説明)

 

でご説明した流れで

統一体を自分で作れるようになった上で

 

稽古を重ねていくと色々な動きが

統一体を切らさずにできるようになっていきます。

 

実際に統一体ができていない動きと、

できている動きの違いを動画でご覧ください。

 

●動画 統一体で数人を押す

 

 

 ※統一体ができていない例は、頚椎、腰椎を立てていないので「身体の軸」が崩れています。

 

 

●動画 統一体、膝立ちの状態で数人から押される

https://youtu.be/6aI4n9h14Os

 

 ※統一体ができていない例は、胸郭を開かず、腰椎を丸めているので、身体の軸が崩れています。

 

こんにちは、

武術空手の寺本正之です。

 

 

武術には

 

「手捌き」

 

と言われる正しい「手の使い方」があります。

 

正しい手の使い方ってなんぞや?

 

と理解不能になりそうなので、

先ずは誰もが日常的に行う、スーパーの荷物を手で持つ、

 

この動作でご説明します。

 

一般的に荷物を持ち上げるさいは、荷物から1番近い体の部位である「手」

に力を入れて持ち上げます。

 

この持ち方は指先、手首に負担がかかります。

主婦の方が家事で指や手首を痛め腱鞘炎になるのはこれが原因です。

 

正しい手の使い方は、荷物から遠い位置である「肩甲骨周辺」から力を入れ始め、

中間位置の「肘」近位置の「手」の順番で力を伝えるように意識して持ち上げます。

肩甲骨周辺を使って荷物を持ち上げる「手の使い方」これができると

腕の筋肉への負担が減り、重い荷物を持ち上げるのが楽になります。

 

●荷物の正しい持ち方動画

https://youtu.be/j8BW_aPwhn8

 

武術空手の「手捌き」は基本の型を使って稽古していきます。

 

手捌きのポイントは5つ

①肩の下げ

②脇の締め

③常に螺旋の回転をかけながら動く

④手先、指先の力を抜き肩甲骨周辺部を使う

⑤左右の手が繋がっている感覚「夫婦手」

 

このブログでは、

 

基本の型にある

「突き」と「引手」

でご説明します。

 

●正拳突きイラスト

 

基本の型にある突きは、正拳中断突きとも呼ばれます。

正拳突きとは拳を握り固めた時、人差し指と中指の根本部の関節(指の先端から3番目の関節部、拳頭と呼ぶ)

の前側を用い、拳の手の甲側を上(手の平側は下)に向けた形の拳(すなわち正拳)で打撃対象に当てるのが

正拳突きです。

※拳頭の背部や指のその他の関節部を使用するものは、正拳突きには含まれません。

 

●拳イラスト

 

拳の握り方も打撃を加えた時、自分の腕を怪我させない為、小指、中指、人差し指、親指の順で握ります。

 

突きの出し方

【構えの姿勢から突く側の拳を脇の下(または胸部の横位置)まで引き(これを引き手と呼びこの時の拳の手甲部は下向きになる)同時に

突き手と逆側の手は正拳を前に出した形もしくは受けの形をとる。

引き手とした拳を「肩の下げ」「脇の締め」といった武術の身体操作のポイントを維持させたまま、腕先の力は抜きつつ、肩甲骨と肩を

内回りに180度螺旋の動きをさせながら、対象物まで真っ直ぐに拳を突き出します。

 

この時、同時に逆側の手は肩甲骨周辺を使いながら脇の下に引く事で「引手」となるが、左右の手が繋がっている感覚(これを武術の身体操作のポイント「夫婦手」と言う)を保ったまま動かす。

 

 

引手の引き方

【突き、又は受けで出した手の反対の手は、肩の下げ、脇の締め、これを同時に行いながら肘が脇腹を擦るように引き切っていきます。これを引手と言う。

この引手の時も手先、腕に力を入れず、肩甲骨周辺を使い180度螺旋の動きをさせながら肩甲骨が内側に寄る位置まで肘を引き切るように動かす。