体重/体脂肪測定を考える② | Trainer's Blog ~Professional of conditioning~

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選手のみなさん、こんにちは。

トレーナーの重村です。

体重•体脂肪を測定した際、数値の増減で一気一憂していませんか?

今回は、体重•体脂肪測定の分析のポイントについてお話ししたいと思いますニコニコニコニコ

体重•体脂肪測定の分析のポイントは、ズバリ『体重の増減の要因を知る事!!』

体重の増減の要因を知る為には、人間の体は、何で構成されているかを知らないといけませんひらめき電球あせる

人の体重は大きく分けると、体脂肪量と除脂肪体重で構成されています。
体脂肪量は、脂肪の量。除脂肪体重は、筋肉、骨、内臓、靭帯などの量を表します。骨や内臓、靭帯の量は、ほぼ変化しないので、除脂肪体重の変化は筋肉の量の変化と考えてもいいです。


それぞれの役割を車で例えると、エンジンの様にパワーを生み出すのは、除脂肪体重(筋肉)。ボディーの様に、衝撃から身を守るのは体脂肪量と考えられます車車

ボディーに対してエンジンの割合が大きいと動きにキレが出てきます。逆に、エンジンに対してボディーの割合が多いと身体のキレが落ちてしまいます。

これを踏まえた上で。

体重•体脂肪測定で体重が増加した選手で体脂肪率も上がっていれば、脂肪で体重が増えている可能性があり身体のキレが落ちている可能性がありますあせるあせる

逆に、体重が増えていて、体脂肪率が下がっていれば、除脂肪体重で体重が増えている可能性が高いので、身体のキレが上がっているかもしれませんビックリマークビックリマーク

体重が減少した場合も体脂肪量が減っているのか?除脂肪体重が減ってしまっているのか?分析をしなければなりません。

その結果により、前回測定時からのコンディショニングはどおだったのかを評価しなければなりません。

数値の増減に一気一憂するのではなく、身体の中身の変化を賢く分析し、コンディショニングに活かす。その積み重ねがパフォーマンス向上に繋がるのです。


重村