投球動作の流れ

 

 

ワインドアップ期

 

適切

踏み出し脚の股関節が90度以上曲がっている。

 

骨盤と逆に回旋している

 

 

不適切

上記の動作不足

 

 

 

 

 

 

ストライド期(体幹・骨盤・かし)後ろ

 

適切

軸股関節の十分な屈曲

 

不適切

体幹の過度な後方斜傾、膝の前方変位

 

 

 

 

ストライド期(体幹・骨盤・かし)横

 

適切

踏み出し足が設置する直前まで、股関節と足部が一直線

 

 

不適切

膝が早期に内側を向き骨盤の早期回旋とクロスステップが認められる。

 

 

 

 

ストライド期(上肢❶)

 

適切

対称的な肩関節外転運動

 

不適切

手とボールが下に下がっている

 

 

ストライド期(上肢❷)

 

適切

肩関節および90外転位かつ外旋位

 

不適切

肩関節の過剰な内旋を伴う早期体幹回旋

 

 

 

コッキング期 横

 

適切

胸椎伸展を伴う肩関節外旋

 

不適切

胸椎の貢献のない肩関節外旋

 

 

 

コッキング期 後ろ

 

適切

グラブ側の軽度の体幹屈曲

 

不適切

過剰な体幹屈曲

 

踏み出し足と頭の位置の幅が頭の幅より大きい。

 

 

 

加速期

 

適切

十分な体幹前傾と適度なヒザ関節屈曲

 

不適切

不十分な体幹前傾と過剰な踏み出しヒザ関節屈曲

 

 

フォロースルー期

 

適切

十分な肩関節水平内転

 

不適切

不十分な肩関節水平内転

 

 

 

 

 

 

 

心臓発作ー直ちに119番

 

冠状動脈のつまりー狭心症

 

血液が流れないー心筋梗塞

 

不整脈が原因になることあり、心室細動(VF)に繋がることも。

 

 

 

症状

 

胸が締め付けられる、重苦しい感じ、絞られる感じ。

 

肩、胸の痛み。

 

 

 

 

 

手当

 

意識、反応があるときは楽な姿勢で深呼吸させる。

 

医師からの処方で薬が出ているときは、飲めるように補助。

 

水分を与えると、詰まらせる可能性あり。

 

全身は保温させる。

 

 

 

 

気管支喘息の場合ー直ちに119番通報する

 

アレルギーなどで気管支が狭くなって、楽に呼吸ができない状態。

 

 

 

 

症状

 

ゼイゼイと音のする呼吸困難や、冷や汗、顔面蒼白、チアノーゼなど。

 

 

 

 

 

 

手当

 

喘息の場合は前かがみで楽だったりする。

 

口すぼめて吹くように呼吸させる。

 

気管支喘息を持つ人は、拡張薬を持っている場合があるので本人が飲めるように補助する。

 

 

 

 

 

 

 

 

●ファーストエイドプロバイダーとは?

 

日本赤十字社では、

目の前で突然倒れた人や意識がない人を助けるための一次救命処置(心肺蘇生・AEDの除細動・起動異物除去)

 

に加え、急な病気やケガをした人に対して適切に対応できる人を『赤十字救急法救急員ーファーストエイドプロバイダー』と言います。

 

 

 

 

 

 

●ファーストエイドプロバイダーに求められる能力

 

赤十字救急法救急員(ファーストエイドプロバイダー)は次のような能力が求められます。

 

 

 

ファーストエイドが必要な事態を認識し手当の優先順位を判断することができる。

 

周囲の状況を観察し、自分の安全を確保した上で傷病者いる場合には、一次救命処置が必要な傷病者に優先的に手当を行うなど判断と順位付けをできる能力が求められる。

 

 

 

傷病に合わせた手当を選択し、実施することができる。

 

傷病者を的確に観察し、症状に合わせた必要な手当を選択し実施します。

 

 

 

ファーストエイドの限界を理解し、医師または救急隊などに引き継ぐことができる。

 

市民が現場で行うファーストエイドには限界があります。

 

市民が行うファーストエイドの範囲は医師または救急隊に引き継ぐところまでとされています。

 

この限界と、範囲をよく理解し、時期を失することなく119番通報を行える能力が求められる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤十字救急法とは??

 

災害から自分自身を守り、けが人や急病人を正しく救助し、医師または救急隊などに引き継ぐまでの一次救命処置と応急手当てのことを言います。

 

 

 

そして赤十字救急法は・基礎講習と・救急員養成講習に分けられます。

 

基礎講習→市民が行う一次救命処置と手当の基本からなります。

 

救急員養成講習→一次救命処置以外の応急処置のこと。

 

 

 

 

基礎講習

 

市民が行う一次救命処置と手当の基本からなります。

 

主な講習内容はコレ

 

・手当の基本(観察・体位)

・心肺蘇生(胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸)

・AEDを用いた除細動

・気道の異物除去

 

 

 

 

救急員養成講習

 

一次救命処置以外の応急処置のこと。

 

主な講習内容はコレ

 

・急病の手当

・傷の手当て(止血・包帯)

・骨折の手当て(固定)

・搬送

 

 

 

上記の処置後、医療機関などの二次救命処置に繋げます

 

 

 

救急車が要請を受けて現場に駆けつけるまでの平均時間は全国平均8.6分と言われます。

 

 

 

呼吸や心臓が止まった人が助かる可能性は、時間の経過と共に低くなり、救急車が到着するまでの間に一次救命処置が行われることが重要です。

 

 

 

だから、日赤救急法の基礎講習と救急員養成講習内容が大切なんです。

 

 

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

 

長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)です。

 

 

 

赤十字救急法(基礎講習)  手当の基本はまず観察体位があります。

 

前回は観察の基本について書いてみましたので、次は体位の基本について書いてみます。

 

 

 

体位の基本の考え方は下記。

 

①傷病者の寝かせ方

②体位変換

③気道確保

④回復体位

⑤保温、加温

 

1つづつ掘り下げていってみます。

 

 

 

 

 

①傷病者の寝かせ方

 

 

傷病者の寝かせ方は、手当をするとき救急隊が到着するまで、次のようにねがせます。

 

意識があるときは原則として水平が望ましいが、傷病者が希望とする楽な体位を取らせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

②体位変換

 

うつ伏せに倒れていて、観察や手当が必要な場合は仰向けにする。

 

首を保護しながら静かに仰向け。

 

 

 

 

 

③気道確保

 

気道確保とは気道がふさがった状態(気道閉塞)を解除する方法。

 

頭部後屈あご先挙上方が一般的です。

 

 

 

 

 

 

 

④回復体位

 

 

普段通り呼吸があるとき、呼吸が回復したとき、窒息しないように、気道を確保した回復体位で観察を続けます。

 

 

 

横向きにして、気道を確保します。

 

舌根沈下や吐物の肺内への侵入を防ぐことができる。

 

 

 

 

 

⑤保温、加温

 

傷病者の体温が保たれるように毛布で包みます。(ベルト、ネクタイ、衣類は緩めて楽にする)

 

毛布でくるんだ際は、肩首周りが冷えやすいので、ここが注意。

 

 

 

水の事故や寒い日の事故にあった際はそのままだと体温が下がるので湯たんぽなどで熱を加えて温めます(火傷させないように)

 

 

 

毛布は半分を畳んで置いて、体の下に通してくるんであげます。

 

 

 

 

 

赤十字救急法(基礎講習)  手当の基本はまず観察体位があります、今回は体位の基本について書いてみました。

 

 

①傷病者の寝かせ方

②体位変換

③気道確保

④回復体位

⑤保温、加温

 

たくさんありますが、たいせつななことなので、しっかり復習していきましょう。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)でした。

 

 

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長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)です。

 

 

 

赤十字救急法(基礎講習)  は市民が行う一次救命処置と手当の基本からなります。

 

手当の基本(観察と体位)は復習してみたので、次は心肺蘇生・AEDを用いた除細動の一次救命処置を復習していきたいと思います。

 

 

 

一次救命処置

 

 

 

 

 

一次救命処置とは心肺蘇生(CPR)やAEDを用いた除細動など、心臓・呼吸が停止した傷病者を救命するために行う緊急処置のこと。

 

 

 

※心肺蘇生(CPR)とは?

 

傷病者の反応がなく、呼吸がないか、異常な呼吸が認められる場合、あるいはその判断に自信が持てない場合は心停止と判断し、胸骨圧迫と人工呼吸を行い、呼吸と循環機能を代行する手当を心肺蘇生という。

 

 

 

 

一次救命処置の手順

 

 

一次救命処置の手順になります。

 

・傷病者の発見

・周囲の安全を確認・全身の確認(出血は?)

・反応(意識)の確認→意識なし

・協力者を求める(119番通報・AEDの依頼)

 

 

・呼吸の確認→呼吸なし

・胸骨圧迫30回に入る

・気道確保して人工呼吸2回する

・繰り返し

 

 

・AED到着、開けたらスイッチオン

・パット装着、心電図解析

・必要ならショック

・胸骨圧迫30回、人工呼吸2回確認、これを繰り返し

・救急隊が来るまでやる。

 

 

上記が一次救命処置の流れになります、最初はやることが多いと感じるかもですが、繰り返し頭に叩き込んでいきます。

 

 

 

赤十字救急法(基礎講習)  は市民が行う一次救命処置と手当の基本からなります。

 

手当の基本(観察と体位)は復習してみたので、次は心肺蘇生・AEDを用いた除細動の一次救命処置を復習してみました

 

 

 

やらないと忘れますね、たいせつなことなので、しっかり復習です

 

 

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)でした。

 

 

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赤十字救急法(基礎講習)は市民が行う一次救命処置手当の基本からなります。

 

・手当の基本(観察と体位)は復習OK

・心肺蘇生・AEDを用いた除細動の一次救命処置の復習OK

 

次は心肺蘇生の重要性について少し復習してみます。

 

 

 

 

心肺蘇生(CPRとは?)

 

 

 

 

※心肺蘇生(CPR)とは?

 

傷病者の反応がなく、呼吸がないか、異常な呼吸が認められる時、あるいはその判断に自信が持てない場合は心停止と判断。

 

胸骨圧迫と人工呼吸を行い、呼吸と循環機能を代行する手当のことを心肺蘇生という。

 

 

 

 

心肺蘇生の重要性

 

 

人は生きている限り、細胞は酸素を必要とし、老廃物として二酸化炭素を排出しています。

 

・酸素が供給されなくなる→直ちに脳の神経細胞の機能に重大な変化が起こる。

・心停止後ただちに心肺蘇生が実施されない→低酸素状態により回復の機会が減少。

・一次救命処置の効果は、いかに迅速に心肺蘇生を開始するかにかかっています。

 

(救急車は早くても到着までに8分かかると言われれる)

 

 

 

なので、呼びかけに反応なし、普段通りの呼吸がない場合はためらうことなく、ただちに心肺蘇生開始。

 

 

質の高い胸骨圧迫をすることが重要で、AEDをしている以外の時間を除き、胸骨圧迫の中断を最小にします。

 

つまり心臓や脳に血液を送り続けることで、脳への血流を確保する。

 

 

 

心肺蘇生を中止していい場合(3つ)

 

 

・傷病者が動き出す、普通の呼吸に戻った時。

 

・救急隊に引き継ぐことができたら。

 

・救助者に疲労やキケンが迫り、心肺蘇生の継続が困難になった場合。

 

 

 

赤十字救急法(基礎講習)は市民が行う一次救命処置手当の基本からなります。

 

・手当の基本(観察と体位)は復習OK

・心肺蘇生・AEDを用いた除細動の一次救命処置の復習OK

 

 

 

今回は心肺蘇生の重要性について少し復習してみました、とても大切なことなので、覚えておきましょう。

 

 

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)でした。

 

 

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赤十字救急法(基礎講習)は市民が行う一次救命処置手当の基本からなります。

 

・手当の基本(観察と体位)

・心肺蘇生・AEDを用いた、除細動の一次救命処置

・心肺蘇生の重要性の復習はOK。

 

 

今回は気道異物の除去について、復習していきます。

 

 

 

 

 

気道異物の除去

 

 

 

 

気道異物による窒息事故に対しては、近くにいる人が直ちに手当をしないと救命できません。

 

ものを口に含んでいるときに突然苦しみ出し、呼吸ができなくなった場合には、気道に異物があることを疑ってみることが必要。

 

 

 

気道異物の症状

 

 

気道異物の症状としては、下記がみられます。

 

 

・突然もがき苦しみ、声が出せない、

・異常音

・胸に激しい呼吸運動がみられるにも関わらず、空気の出入りが少ない。

 

・顔、首、手にチアノーゼが出てくる

・意識が次第ににぶる

・人工呼吸を行った時に抵抗が大きく、空気が入らない

 

 

 

 

気道異物 除去の手順

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(意識がないとき)

 

→直ちに心肺蘇生に入る

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

(意識があるとき)

 

→強い咳をさせる。

 

→できないときは119番通報

 

→背部叩打法、背部突き上げ法を試みる。

 

 

※注意点

妊婦さん、高度な肥満の方、乳児には行わない。

 

 

 

 

 

背部叩打法

 

 

傷病者の体を一方の手で支え、もう片方の手(手掌基部)で両肩甲骨の中間あたりを、力強く何度も連続して叩きます。

 

 

 

 

腹部突き上げ法

 

 

 

傷病者を後ろから抱くような形で腕を回し、握りこぶしをみぞおちより下に当てる。

 

そして、上腹部を内上方に向かって、瞬間的に突き上げる。

 

『ぐっと持ち上げる感じ』

 

※妊婦さん、高度な肥満の方、乳児には行わない。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

今回は気道異物の除去について復習してみました。

 

最初は強い咳をさせてあげること、そのあとは背部の叩打法や腹部突き上げも視野に対応する。

 

症状は突然もがき苦しみ、声が出せないや、異常音、チアノーゼ、次第に意識がなくなるなど。

 

その場に遭遇したことないから、怖いけど頭に叩き込もう。

 

 

 

最後まで見ていただきありがとうございました。

 

長崎県諫早のアスリートがこっそり通うスポーツ整体治療院、院長の田中勇三(たなかゆうぞう)でした。

 

 

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