こんにちは。
姿勢を、整えて、健康に。
パーソナルトレーナー谷川アツシです。
なかなか良いお天気が続きませんね。
今日はスクワットのお話を少し。
先日、長年のクライアントでもある俳優の山下真司さんのセッションの時のお話。
「この前、テレビの番組でお医者さんが言ってたんだけど、自分の足で歩き続けるためにも、太ももの前側の筋肉とか膝を持ち上げるための大腰筋を鍛えた方がいいんだって?」
ここで一旦、筋肉のお話。
★日常生活の中で一番使われている足の筋肉はどこでしょう?
答えは、太ももの前とふくらはぎ。
加齢と共に、筋力は低下していきます。
特に下半身では、お尻・太ももの裏・太ももの外側と内側という順に弱くなっていきます。
太ももの前側は、最後まで使っている筋肉です。
たくさん使い続けているということは、使いっぱなしになっているため、とても硬くなっています。
硬くなり過ぎているから、膝を曲げようとすると痛みが出ます。それがシニア世代以上に多い膝痛です。
その使い過ぎて硬くなっている太ももの前側の筋肉を、さらに鍛えたらどうなるでしょう?
当然、さらに硬くなっていきます。
鍛えると言うよりは、むしろ柔らかくすることの方が大切です。
そして、鍛えるべき筋肉は、先に衰えてしまっている”お尻・太ももの裏と腹筋”です。
真司さんにも同様のお話をさせていただきました。
特にスクワットでは、”つま先を膝の前に出さない”ということがよく言われていますが、それでは膝の曲げ伸ばしスクワットになってしまいます。
僕がみなさんに提唱するスクワットでは、”膝はくるぶしよりも5㎝以上前に出さない”です。
それプラス上半身を起こしておく姿勢をキープすることです。
膝が前にてれば、太もも前を中心に鍛えるスクワット。
上半身が前に倒れれば、背中と太もも前を中心に鍛えるスクワットになります。
一生、自分の足で歩き続けるためには、お尻・太もも裏を鍛えるスクワットをすることと、腹筋をすることが最も重要です。
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