こんにちは。
「姿勢を、ととのえて、健康に。」
谷川アツシです。
夏のような暑さから、急激に冬みたいな気温に逆戻りですが、
みなさん体調はいかがですか?
今日は、肩の痛みのお話です。
肩の痛みと聞いて頭に浮かぶのは、四十肩・五十肩ですよね。
「四十肩」名前からして、40代・50代の人の発症率が高いということですよね。
でも、その肩の痛みは本当に肩関節だけの問題なのでしょうか?
そもそも肩を痛めた原因はどんなことが理由なのでしょう?
その答えは、みなさんの”姿勢”にあります。
写真の向かって左側の姿勢に注目してください。
肩の位置が前になっていて、背中が少し丸くなっています。
肩甲骨の位置が前にある時、腕を後ろや上に上げるとどんなことが起きるでしょうか?
肩甲骨は、腕の大元の部分です。
元の部分が後ろに動かない状態で、その先の腕の骨だけを後ろや上に動かすと、肩甲骨と腕の骨を繋いでいる”ローテーターカフ”と呼ばれるネジの役割をしている微細な筋肉を痛めてしまいます。
微細な筋肉であるローテーターカフは、年齢とともに筋力低下が起こっています。
支える限界を超えてしまったり、無理に伸ばされるような負荷がかかってしまった時に痛めます。
肩の痛みの原因
①肩の位置が前になり猫背気味の姿勢
②加齢とともに起こる筋力低下
根本的な改善法
①姿勢の改善
・胸、脇、背中の柔軟性向上
・腹筋を鍛える
・背筋上部を鍛える
②ローテーターカフの筋力トレーニング
色々な処置を試しても、なかなか改善が見られないという方は、一度ご自身の姿勢を鏡でチェックしてみましょう!