Amazonが「Kindle」に、広告表示機能付きの廉価版モデル「Kindle with Special Offers」を追加することをつい最近発表した。事前予約はすでにスタートしており、5月3日からの出荷を予定している。端末は、無線LAN(Wi-Fi)のみに対応した6インチモデルで、従来よりも25ドル安い114ドルでの販売となる。広告はホームスクリーンの下部や、端末をスリープしたときに現れるスクリーンセーバーに表示し、書籍内には挿入しないそうだ。こういう情報が流れてこれから米国のビジネススクールに留学を予定するしている人でKindleの購入を考えている人も多いだろう。

私もそんな1人でこっちに来てから、

Kindle(一世代前モデル)/ 次世代のモデルが出ると知りアマゾンに返却してフルリファンド
Kindle(現モデル)/ iPadを買う事を決めて一ヶ月で返却してフルリファンド
iPad/ イマイチ満足せず、同級生に500ドルで売却

と様々な端末を試してみて最終的に本もMacで読むのが一番と"Mac book air"に落ち着いたがつい最近再びKindleを購入した。(上記廉価版の発表前!!)

結論からいうとKindleはそれほど役に立たない。理由としては下記の通り

1. Kindle対応の教科書が少ない
2. 旧世代に比べてだいぶ早くなったもののまだページをめくるスピードにはいらいらする
3. 自炊業者に依頼して作成した日本語の参考書のPDF版を大量に入れているがコンテンツのサイズ調整機能が悪くページによって文字が非常に小さかったり、大きかったりする(この点iPadは奇麗にリサイズ対応してくれる。iPod touch/iPhoneはリサイズに時間がかかりイライラすることが多い)
4. 試験で電子機器の持ち込みが不可の場合、教科書がないまま試験を受ける羽目になる

本を読むならPCにキンドルのソフトを入れて買った本を読んだり、普通にPCにPDF版の本を入れて読んだほうがページも早くめくれるし、見やすい大きなサイズで読む事が可能。ただ、目への負担が大きく、ターム4がスタートするあたりからパソコンで文字を読む事であまりに多く、目が疲れてしょうがなかったのでKindleを再び購入。上記不満はあるもののターム4の教科書はすべてKindkleバージョンがあり、やはり目への負担は軽いのはいい。あまりやってはいないけれどもHBRやCaseのPDFファイルも入れて読む事も可能。ただし、これも文字のサイズが小さくて日本語参考書のPDF版同様文字を追うのがなかなかしんどい。

下記の改善があればもっと個人的には活用できるし、もっとビジネススクールの学生にも売れると思う。授業で使うクラスメートはほとんどいないがプログラムが始まってからKindleを購入したクラスメートは少なくない。彼らも下記の改善があればきっともっと活用するようになるだろう。アマゾンの対応を期待したい!!

対応教科書を増やす
(定番の教科書がほとんど対応していないのでこの部分の強化が必要)

コンテンツのリサイズ機能の強化
(逆の発想で日本の自炊業者でkindleできれいに表示されるようにPDF化してくれる業者があるなら私はそこに頼みたい。現在一冊200円払っているけどこれの対応してくれるなら300円払ってもかまわない)

7~8インチのモデルの発売
(一段大きなモデル(9.7インチ)だと大きすぎて重たいのでその中間のものが欲しい)

※現在使っている自炊代行業者
スキャンブリッジ

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