今週は月曜日から金曜日までまるまるIBCPに向けたオリエンテーションの週で、毎日朝9時から夕方6時までみっちりとコンサルタントになるためのトレーニングを行っている。火曜日と木曜日はIBEAR以外のエレクティブを受講している人のことも考慮して一時間半ほどランチタイムがあるがそれ以外は30分強のランチタイムで朝から晩まで授業が続く。考えてみると今までも9時から4時あるいは4時半まで授業があったが途中には2時間ないしは2時間半の休みがあったので今週は毎日なかなかしんどい。

授業の内容は日本語版でいうと『考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則』をテキストにしてコンサルタントとしてどうその中身を活用していくかということがメイン。今週の前にテキストをすべて読んでおく事ということにはなっていたがその内容を説明し、実際のケースを与えられてチームに別れてどのように解釈するかをまとめ発表していくというように授業が進む。3日間授業を受けて非常に効率の悪さを感じる。なるべくインタラクティブにしながら生徒に考えさせたいという意図があるのだろうけどクリティカルシンキングなどの問題を質問して生徒に考えさせて答えを引き出すというようなことをしているので非常に扱える問題数も少ないし効率が悪い。例えば、まずは講義を行い、その後簡単にテストをして、解説というような流れにすればこの手の内容であればもっと短時間で理解も深まるのだろうなと思う。まあ、もしかしたらビジネススクールの単位の関係で授業数を取らないといけないとかあるのかもしれないけれど。

授業の効率の悪さには不満だが、この授業には小さなWowも多い。それはコンサルタントの仕事の流れだったり、物事の考え方、アプローチの仕方だ。フェルミ推定とかケースなどを練習していた時に「面接の時だけでなく、結局これができないと実務に入った時に結局苦労するよ」とコンサルで働く先輩に言われたことがあったがその理由がこの授業を受けてよくわかってきた。

明日はプロジェクトの発表の日。どうなることやら。。。

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