とてつもなく忙しいビジネススクールのターム1が終わりターム2に突入。先々週にターム1のファイナル(期末試験)が終わりその次の週末からボストンキャリアフォーラムへ。今までの人生の中でこんなに忙しいことが果たしてあったかなというくらい大変だった。

New York トレイニー日記

特に大変だったのはボストンキャリアフォーラムの事前の準備。効率よくまわるために事前に応募してアポイントを調整しておく必要があると考え、多くの企業に応募したがネットでボタンを押して応募を出すとそれで終わりではなくてそれぞれの会社独自のエントリーシートがあることもありその記入もある。ターム1のファイナルの準備をやりながらその準備というのがなかなか大変であった。

私自身、今回のボストンキャリアフォーラムはキャリアチェンジを考えると最初で最後のチャンスと考えていた。2年制のMBAと違い1年制のMBAではインターンができないため、ボストンキャリアフォーラムには一度しか参加できない、インターンではなくフルタイムでの応募となり次がないので応募社数も必然的に多くなる。私は下記の順番で優先順位をつけてアプライし、時間を調整した。

1)ドリームジョブ
2)前職のスキルや経験が活かせて行きたいと思っている企業
3)キャリアチェンジしてやりたい職種がある企業
4)企業自体に興味があり時間の調整がつけば面接をしてみたい(話を聞きたい)企業
5)米国に残って就職できる企業

上記の条件で優先順位をつけたところ、事前のアプライの書類選考の結果ご縁のなかった企業もあるが滞在の2日間で10社の面接を受けることができた。

今回のボストンキャリアフォーラムを経験して重要だと思った点は下記の通り

・事前に可能な限りアポイントをとっておく
クラスメートにウォークインで面接を受けそのまま2回面接を行いディナーに行った強者もいたが基本的に人気の企業はアポもうまっているため調整が難しい。必ず行きたいと思っている企業は事前に応募してアポを取っておくこと。

・戦略コンサルは受けない
マッキンゼー、ボストンコンサルティンググループなど戦略コンサルは通年でアプライが可能。ボストンキャリアフォーラムではここでしか受けれないところも多いのであえて時間を使う必要はない。また、ケースの準備ができていなければそもそも会っても意味がない。帰国時にムービンとか使ってアポをとってまわればよい。

・面接の準備をきっちり行う
業界分析以上に自己分析はとても大事です。自分の強み、経験、志望動機、Why MBA?、前職での一番の達成?などなどすらすらと答えられるように事前準備をしておくこと。

・面接を入れ過ぎない
面接を受けパスするとその場で次の面接のアポイントメントを求められるケースもある。私は、結局2社の2次面接をやむをえずキャンセルすることになった。

・アポイントメントとアポイントメントの間に30分程度は時間を空けておく
時間をきっちりしている企業もあればかなりいい加減なところもある。どちらの面接も余裕をもって行えるように30分はあけておくほうがいい。(私は追加の面接が入り5分で移動とかしてました。全く違う業界、職種の面接となると頭の切り替えが大変です。)

・会場には早めに到着すること
3日間でのべ9千人強と会場は非常に混雑する。特に朝は30分ほど会場に入るのを待たされることもあるので早めにホテルを出て会場に向かうこと。

・トラベルスカラシップに応募しよう
いくつかフォームも書く必要があるが、必ずアプライすること。私は、ロサンゼルスからなので350ドルいただくことができた。ホテル、飛行機込みで650ドルかかったのでほんと助かった。

ボストンキャリアフォーラムは2日間で20回以上面接をこなし、大変だったけれど自分が全く考えていなかった職種で「うちのこういう職種ではたらく興味はありますか?」と複数社に聞かれて自分自身の新たな可能性を発見することができたし、行きたいと思っていた企業が実際に社員の話を聞くとそうでもないなと思ったりと色々な発見もありいい経験であった。

インターンではなくフルタイムだと最後の勝負(最終面接)は年末に日本でとなる。気を緩めず最終ラウンドに臨みたい。

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