早いものでこの一年間の研修もそろそろ終わりが近づいてきた。本日ルーズベルトアイランドのアパートを引き払い、今JFKエアポートのすぐそばのホテルでこのブログを書いている。
つい最近まで忙しいうえに体調を崩していたので感覚が麻痺してたようで、本当に日本に帰るという実感が実はあまりなかった。いつものように目を覚まし、いつものように次の日もタイムズスクエアやブライアンパークのそばを歩いている自分がいるような気がしていた。
しかし、現実にはそんな明日はない。明日は飛行機の中だ。次に私がニューヨークに来るのは1年先かもしれないし、10年先、あるいはもう一生無いかもしれない。今日は引っ越しと同時にお世話になった方々に挨拶まわりをして歩いていたが一人一人に挨拶をする度にそんな現実に気づかされていった。
この一年はあっという間の一年であったけれど内容の濃い一年でもあった。先日ビジネススクールの先生に出会い、「あなたがこの一年で得たことは何か」と単純だけれども深く考えてみるとと非常に難しい質問を出会ってすぐに投げかけられ私の反応速度が彼がビジネススクールのクラスで求めるスピードではなかったのでだめだしを食らってしまったが、彼の2週間前の問いかけをまだ考え続けている。
先日、アップルの創設者であるスティーブ・ジョブスが行ったスタンフォードの卒業式で祝賀スピーチの動画を見る機会があった。その中で、人生における点(ドット)について言及する箇所が印象に残っている。「未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。」その時々の努力が未来につながっていくというメッセージであると私は受けとった。
学生に戻って勉強しながらインターンなんだから楽で楽しかったでしょうという人もいたが、決してそんなことはなかった。楽をしようと思えばいくらでも楽ができる環境ではあったが、こんな機会は2度とないとインターンで働いた後にほぼ毎日夜に授業を入れそして帰宅後次の日の準備をするという生活を続けていたが、働いている時と変わらず忙しかった。来て早々には、アメリカ人が取るマーケティングのクラスを取ってしまい課題がうまくこなせず四苦八苦し眠れぬ夜を過ごしたこともある。けれども私の努力を動機づけ続けてくれたものはこのドットがきっと未来につながるという根拠のない心念である。
この2、3日でひとまずこの1年で得たことを一応もっともらしく説明できるようにコンセプト化しておく必要はあるが、本当のドットは未来の私にしかわからない。帰国後も今までの経験がきっと未来につながるという心念を持ちつつ、つなげて行くための努力を怠らずに日々を過ごしていきたいと思う。

つい最近まで忙しいうえに体調を崩していたので感覚が麻痺してたようで、本当に日本に帰るという実感が実はあまりなかった。いつものように目を覚まし、いつものように次の日もタイムズスクエアやブライアンパークのそばを歩いている自分がいるような気がしていた。
しかし、現実にはそんな明日はない。明日は飛行機の中だ。次に私がニューヨークに来るのは1年先かもしれないし、10年先、あるいはもう一生無いかもしれない。今日は引っ越しと同時にお世話になった方々に挨拶まわりをして歩いていたが一人一人に挨拶をする度にそんな現実に気づかされていった。
この一年はあっという間の一年であったけれど内容の濃い一年でもあった。先日ビジネススクールの先生に出会い、「あなたがこの一年で得たことは何か」と単純だけれども深く考えてみるとと非常に難しい質問を出会ってすぐに投げかけられ私の反応速度が彼がビジネススクールのクラスで求めるスピードではなかったのでだめだしを食らってしまったが、彼の2週間前の問いかけをまだ考え続けている。
先日、アップルの創設者であるスティーブ・ジョブスが行ったスタンフォードの卒業式で祝賀スピーチの動画を見る機会があった。その中で、人生における点(ドット)について言及する箇所が印象に残っている。「未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。」その時々の努力が未来につながっていくというメッセージであると私は受けとった。
学生に戻って勉強しながらインターンなんだから楽で楽しかったでしょうという人もいたが、決してそんなことはなかった。楽をしようと思えばいくらでも楽ができる環境ではあったが、こんな機会は2度とないとインターンで働いた後にほぼ毎日夜に授業を入れそして帰宅後次の日の準備をするという生活を続けていたが、働いている時と変わらず忙しかった。来て早々には、アメリカ人が取るマーケティングのクラスを取ってしまい課題がうまくこなせず四苦八苦し眠れぬ夜を過ごしたこともある。けれども私の努力を動機づけ続けてくれたものはこのドットがきっと未来につながるという根拠のない心念である。
この2、3日でひとまずこの1年で得たことを一応もっともらしく説明できるようにコンセプト化しておく必要はあるが、本当のドットは未来の私にしかわからない。帰国後も今までの経験がきっと未来につながるという心念を持ちつつ、つなげて行くための努力を怠らずに日々を過ごしていきたいと思う。
