成年式ってなに? 細部に宿る伝統、身分制度の名残も

柿崎誠山田奈緒

毎日新聞2025/9/6 06:00(最終更新 9/6 11:40)有料記事2030文字

 

成年式ってなに? 細部に宿る伝統、身分制度の名残も | 毎日新聞  配信より

 

 秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまが6日、成年皇族の仲間入りを示す「成年式」に臨まれる。

 

 秋篠宮さまが成年して以来40年ぶりとなる成年式は、古来の「元服」を由来とする男性皇族の慣例儀式。

 

 皇室ならではの門出の儀式には細部にまで伝統が詰まっている。

 

時代を超えて受け継ぐための課題も見えてくる。

門出の儀式、見せ場は?

 元服儀式は、古くは奈良・東大寺の大仏造立で知られる聖武天皇が714(和銅7)年に行った記録が残る。

 

 中国から伝わった儀礼が徐々に日本ならではの形に変化。

 

今も続く儀式の内容は、平安前期の清和天皇のころに整ったとされる。

 

 成年式は複数の儀式からなる。皇居・宮殿で天皇陛下から授けられた成人用の冠を身につける「加冠の儀」が見せ場。

 

 皇居内の宮中三殿で先祖らに報告する「賢所(かしこどころ)皇霊殿(こうれいでん)神殿に謁するの儀」などもある。

歴史が詰まった調度品

 悠仁さまは古式装束を身にまとい、宮殿と宮中三殿の移動は儀装馬車に乗る。

 

一連の儀式で使う服や調度品には歴史が詰まっている。

 

 例えば、冠の入れ物は蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)細工の箱で江戸時代に作られ、

 

普段は京都御所の清涼殿に置かれている。

 

 儀装馬車は1913(大正2)年製。丁寧にメンテナンスをしながら使われてきた。

 

 冠には、透け感のある薄い古式の絹織物「羅」が使われている。複雑で難しい技法を必要とする。

40年ぶり、「映え」も意識?

 

私のコメント :  令和7年9月6日、秋篠宮ご夫妻のご長男 悠仁さまが、成年皇族の仲間入りを示す「成年式」に臨まれ 時代を超えて 受け継ぐための課題も見えてくるため、よって、英国、蘭国、白国 等 との 宮内庁、並び、当家、吉川家との間にては、一連の国際親善 友好関係 対応 もあるため、調整のために、山口県 岩国市 吉川史料館 主任 学芸員と私は、対談した。その際、相互信頼関係のもとに 今回の儀式 現状 確認を お互いに、行うこともできた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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宮内庁式部職

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』配信より

 

曖昧さ回避 「式部職」はこの項目へ転送されています。旧宮内省式部職については「宮内省」をご覧ください。
 

式部職(しきぶしょく)は、宮内庁内部部局のひとつである。

事務

宮内庁法第7条 
式部職においては、左の事務をつかさどる。
一 儀式に関すること。
二 交際に関すること。
三 
雅楽に関すること。

職員

式部官長

式部職の責任者で特別職である。給与は特別職の上皇侍従長指定職8号俸(事務次官級)の宮内庁次長と同等である[1][2]

式部副長

皇室の儀式担当と国際親善担当の計2名が置かれる。特に後者は外務省出身者が起用される。

式部官

式部官のうち、宮内庁長官の定める3名は、それぞれ命を受けて、儀式、交際及び雅楽に関する事務を分掌する。

楽部

宮内庁楽部   庁舎内の舞台

宮内庁楽部

 

庁舎内の舞台

雅楽の演奏・演舞を担当しているが、宮中晩餐会などで演奏される洋楽も担当している。

 

楽長(3名、内1名は首席楽長)、楽長補、楽師、楽生で構成されており、楽長、楽長補、楽師は重要無形文化財「雅楽」の保持者(総合認定)である[注釈 1]

 

かつては、多氏安倍氏豊(ぶんの)氏東儀氏上(うえ)氏薗(その)氏等、楽家と呼ばれる一族の世襲職であったが、現在では半数以上が一般家庭出身である。

御料鵜飼

鵜飼いは日本の伝統的漁法であるが、一部宮内庁の保護で行われているものが存在し、鵜匠には宮内庁式部職鵜匠として国家公務員の身分が認められている。

 

→詳細は「長良川鵜飼」および「小瀬鵜飼」を参照

歴代式部官長

宮内府が短い年間設置された当時、1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)頃は、「式部寮」であり責任者は「式部頭(しきぶのかみ)」であった[4]

 

氏名 在任期間 備考
式部頭
- 松平康昌[4] 1947年(昭和22年)3月27日 - 1947年(昭和22年)5月2日 親任官待遇
1947年(昭和22年)5月3日 - 1949年(昭和24年)5月31日  
式部官長
1 松平康昌 1949年(昭和24年)6月1日 - 1957年(昭和32年)1月4日(亡)  
2 原田健英語版 1957年(昭和32年)2月1日 - 1968年(昭和43年)9月10日(願)  
3 島重信 1968年(昭和43年)9月10日 - 1973年(昭和48年)1月16日(願) 姓は島
4 湯川盛夫 1973年(昭和48年)1月16日 - 1979年(昭和54年)8月14日(願)  
5 安倍勲 1979年(昭和54年)8月14日 - 1989年(平成元年)6月20日(願)  
6 角谷清 1989年(平成元年)6月20日 - 1995年(平成7年)9月8日(願)  
7 渡邉允 1995年(平成7年)9月8日 - 1996年(平成8年)12月12日  
8 苅田吉夫 1996年(平成8年)12月12日 - 2003年(平成15年)7月8日(願)  
9 川島裕 2003年(平成15年)7月8日 - 2007年(平成19年)6月15日  
10 原口幸市 2007年(平成19年)6月15日 - 2009年(平成21年)10月4日(亡)  
- 肥塚隆 2009年(平成21年)10月8日 - 2009年(平成21年)10月20日 式部官長事務代理(式部副長)
11 河村武和 2009年(平成21年)10月20日 - 2012年(平成24年)9月1日(願)  
12 小田野展丈 2012年(平成24年)9月1日 - 2014年(平成26年)9月1日(願)  
13 河相周夫 2014年(平成26年)9月1日 - 2015年(平成27年)5月1日  
14 秋元義孝 2015年(平成27年)5月1日 - 2023年(令和5年)4月1日  
15 伊原純一 2023年(令和5年)4月1日 -  

脚注

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注釈

  1. ^ 2021年10月にNHKで「雅楽の世界」として紹介され、宮内庁式部職楽部首席楽長がインタビューされている[3]

出典

  1. ^ 法律第六十三号(平二九・六・一六) 天皇の退位等に関する皇室典範特例法
  2. ^ 特別職の職員の給与に関する法律 別表1
  3. ^ にっぽんの芸能「まるわかり 雅楽の世界」”. NHK (2021年10月15日). 2021年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月17日閲覧。
  4. a b 印刷局, ed (1947) (preview). 各庁職員抄録. 印刷局. pp. 12-13. NDLJP:1078939

関連項目

  • 東儀秀樹 - デビュー前は楽部に在籍していた。
  • 歌会始 - 式部職が担当する行事。
  • 儀典長 - 日本国外務省における儀礼担当の役職。

外部リンク

日本の旗 宮内庁

内部部局
施設等機関
地方支分部局
その他

 

典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
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