
読売新聞
山口県和木町長選は24日投開票され、新人で元町課長の坂本啓三氏(60)(無所属)が、
現職で4選を目指した米本正明氏(64)(同)を破り、初当選を果たした。
【開票結果】山口県和木町長選
町職員として33年間勤務し、複数の課長職を歴任した坂本氏は「行政を知る者として挑戦に踏み出す」と立候補を表明。
同町で24年ぶりとなる町長選となった。
政策ニーズを把握するために町民の意見を聞く「みらい会議」の創設や、
町役場の組織改革、町長報酬の5%削減という「三つの挑戦」を公約に掲げ、刷新を求める住民らの間で支持を広げた。

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米本氏は町立の保育園と幼稚園の統合や、町内各地に設置した防犯カメラによる犯罪の抑止など、3期12年の実績を強調したが、及ばなかった。
▽当日有権者数 4523人
▽投票者数 2584人
▽投票率 57・13%(前回2001年80・00%)
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