現金給付「理解得られず」 石破首相、淡々と敗因分析
配信より
メディアのインタビューの合間、腕組みする自民党総裁の石破首相=20日午後11時6分、東京・永田町の党本部
大幅に議席を減らした自民党の石破茂首相(党総裁)は
「厳しい情勢だ。謙虚に受け止めないといけない」と険しい表情で語った。
党が掲げた現金給付案を念頭に
「非常に困っている家庭に、早く手厚い対策を打っていくということが
なかなか理解を得られなかった」
と、淡々と敗因を分析した。
党本部に設置された開票センターでインタビューに応じた首相はカメラを真っすぐ見据え、
下野の選択肢を明確に否定した。
公明党の斉藤鉄夫代表は、与党が多くの議席を失う見通しとなった理由を問われ
「責任ある物価高対策がいまひとつ浸透しきらなかった」と振り返った。
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