4日明け方から大雪か 警報級のおそれも“事前の備えを”山口

 

4日明け方から大雪か 警報級のおそれも“事前の備えを”山口|NHK 山口県のニュース

 

県内には、4日からこの冬一番の強い寒気が流れ込んで、

 

平地でも大雪になり、雪が降り続けば警報級の大雪になるおそれもあります。


気温が低い状態も長く続く見通しで、気象台は、

 

積雪や路面凍結による交通影響などに十分注意するよう呼びかけています。

下関地方気象台によりますと、4日から今月(2月)6日ごろにかけて、

 

上空およそ1500メートルにマイナス12度以下の

 

この冬一番の強い寒気が流れ込んで、冬型の気圧配置が強まる見込みです。


このため、4日明け方から平地・山沿いともに大雪になるおそれがあり、

 

同じ場所で雪が降り続いた場合は、警報級の大雪になるおそれがあります。


県内でこれから降る雪の量は、いずれも多いところで、

 

4日夕方までの24時間で、

 

山沿いが30センチ、

 

平地が10センチ、

 

5日夕方までの24時間で、

 

山沿いが40センチ、

 

平地が15センチ、

 

今月6日夕方までの24時間で、

 

山沿いが30センチ、

 

平地が15センチと予想されています。


また、気温が低い状態も長く続き、今月7日ごろにかけて

 

気温が平年よりかなり低くなるところがある見通しです。


気象台は、積雪や路面凍結による交通影響、

 

農作物や農業施設の管理に十分注意するとともに、

 

視界の悪化、電線や樹木の着雪、

 

水道管の凍結に注意するよう呼びかけています。


一方、これまでの積雪で、岩国市の第三セクター、錦川鉄道は、

 

4日も終日、運転を取り止めたほか、

 

岩国市と周南市のおよそ1210戸が、3日午後5時時点で引き続き停電しています。


県内では、4日明け方以降、大雪になるおそれがあり、燃料や防寒具、

 

モバイルバッテリーなどの備蓄品を確認するとともに、

 

予定の見直しを検討するなどあらかじめできる備えを進めてください。


また、鉄道やバスなどの交通機関が運転を見合わせたり、

 

高速道路が通行止めになったりする可能性があることから、

 

交通各社では、ホームページで最新の状況を確認するよう呼びかけています。