マイクロソフト、Windows 11への無料アップグレード提供を期間限定で実施(※更新:関連投稿は削除済)

2025年1月18日 

編集部編集部

 

マイクロソフト、Windows 11への無料アップグレード提供を期間限定で実施(※更新:関連投稿は削除済) | Reinforz Insight  配信より

 

 

マイクロソフトは、Windows 10のサポートを2025年10月14日に終了すると発表した。

 

Windows 11への無料アップグレードを提供しているが、具体的な終了日は明言されていない。

 

※更新:マイクロソフトはWindows 11 への無償アップグレードパスが期限切れになることを示唆したブログ投稿(「Free upgrade to windows 11 for a limited time only」)を実施したが、その後削除

 

Windows 10ユーザーはセキュリティを確保するためにアップグレードが推奨されるが、PCがWindows 11のシステム要件を満たす必要がある点に注意が必要である。

 

アップグレードを実施しない場合、有料のセキュリティ更新プログラム「Extended Security Updates (ESU)」を利用できるが、Microsoft 365アプリは今後Windows 10でのサポートを終了する。このため、最新の機能とセキュリティを維持するためにも、無料期間中の移行が鍵となる。PCの動作は継続可能であるものの、更新停止後のセキュリティリスクが懸念される。

 

Contents

Windows 11無料アップグレードの背景にある戦略的意図

マイクロソフトがWindows 11への無料アップグレードを提供する背景には、単なるユーザー利便性向上だけでなく、同社のエコシステム強化という明確な戦略があると考えられる。Windows 10の終了日を明示することでユーザーの移行を促し、最新OSの普及率を高める意図がうかがえる。

 

これにより、最新の機能やセキュリティを享受できる環境を提供しつつ、Microsoft 365の利用を継続させる基盤を築いている。また、公式発表では無料アップグレードの終了日を明示していない点が興味深い。この曖昧さは、ユーザーに早期の意思決定を促す効果を狙っている可能性がある。

 

実際、アップグレードが容易であると説明されているが、システム要件の確認やSモード解除といった事前準備が必要なことも事実であり、ユーザーには一定のハードルが存在する。この動きから、マイクロソフトはセキュリティリスクを軽減しつつ、新しいテクノロジーの普及を目指していることが読み取れる。

 

企業や個人にとっても、最新OSへの移行は生産性向上やリスク回避につながる一手といえるだろう。

セキュリティ更新停止がもたらすリスクと対策

Windows 10のサポート終了後、同OSを使用し続けるユーザーは深刻なセキュリティリスクに直面することとなる。更新プログラムが提供されなくなるため、既知の脆弱性が修正されず、マルウェアやサイバー攻撃の標的となる可能性が高まる。加えて、Microsoft 365アプリのサポート終了により、業務に必要なツールが使用できなくなる事態も考えられる。

その一方で、マイクロソフトはExtended Security Updates (ESU)という有料サービスを提供し、サポート期間終了後も重要なセキュリティ更新を利用可能としている。ただし、このプログラムは一時的な措置であり、長期的な安全性やコスト面を考慮すれば、Windows 11へのアップグレードが推奨される。

 

こうしたリスクへの対策は企業におけるIT資産管理の見直しや、個人ユーザーにおける情報リテラシー向上の機会ともいえる。最新OSへの移行を通じて、サイバーセキュリティの重要性を再認識する契機として活用すべきだ。

専門家の視点とユーザーに求められる選択

Windows ClubのAnand Khanse氏は、Windows Insider MVPとしての経験を背景に、ユーザーに対して早期のアップグレードを推奨している。彼の見解によれば、アップグレードは単に最新機能を享受するだけでなく、サポート終了後のリスクを回避するための最善策である。

 

一方、アップグレードに際して考慮すべき点も少なくない。PCのハードウェアがWindows 11のシステム要件を満たしていない場合、新しいデバイスの購入を検討する必要がある。これが一部のユーザーにとって大きな負担となり得る。

 

しかしながら、セキュリティや生産性の観点から、最新OSへの移行は長期的な利益をもたらす選択肢といえる。ユーザーには、自身の環境や予算に応じた最適な方法を見極め、迅速に対応する柔軟性が求められる。専門家のアドバイスを活用しながら、適切な判断を下すことが重要である。

 

【参考】

PC World

Windows 11’s free upgrade path isn’t going away

The Windows Club
Free Upgrade to Windows 11 is for a Limited Time only, says Microsoft

PCMag
Microsoft Backtracks After Teasing an End to Free Windows 11 Upgrades

 

私のコメント :  令和7年1月26日、マイクロソフトは、Windows 10のサポートを令和7年(2025年) 10月14日に終了すると発表した。Windows 11への無料アップグレードを提供しているが、具体的な終了日は明言されていない。また、アップグレードに際して考慮すべき点も少なくない。PCのハードウェアがWindows 11のシステム要件を満たしていない場合、新しいデバイスの購入を検討する必要がある。

 

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佳子さま、“ライフワーク”ろうあ者関連イベント不参加、背景にある複雑な事情 結婚という将来を見据えて公務を整理した可能性も

 

 

 公務の担い手不足が深刻な現在の皇室において、佳子さまが担われる役割は大きい。だが、毎年のように足を運ばれてきた式典から、今年、なぜか佳子さまのお姿が消えた──背景にある複雑な事情をレポートする。

 

 沿道に集まった人に向かって、車の窓から手を振られる秋篠宮家の佳子さま。ふいに、左手の甲を上に向け、その上に右手を垂直に乗せられた。それは「ありがとう」を意味する手話だった。昨年12月29日、30才の誕生日を迎えられた佳子さまが、天皇皇后両陛下へのご挨拶のため、皇居・半蔵門を通過された際の光景だ。佳子さまにとって手話は身近にあり、ろうあ者に寄り添うお気持ちはことさら強いはずだった──。

 

 東京・江戸川区で1月20日、「聴覚障害児を育てたお母さんと家族をたたえる会」が開かれた。障害のある子供を育てた母親の表彰や、ろう学校の児童生徒らによる絵画作品の紹介などがあった。佳子さまは例年、この式典に足を運ばれてきた。

 

「昨年も一昨年も参加され、式典でのご挨拶はもちろん、表彰を受けた人たちとのご歓談にも臨まれました。終始手話でスムーズにコミュニケーションを取られるお姿からは、日常的に手話を使われていることがわかりました」(皇室記者)

 

 2020年から参加されており、コロナ禍のため式典自体が開催されなかった2021年と2022年は、佳子さまは主催団体の理事から説明を受けられた。言うなれば、佳子さまの「ライフワーク」だ。ところが今年、佳子さまは式典に臨席されなかった。

 

「主催者側は、例年通り佳子さまには参加いただけるものと考えていたようです。式典の日程は、事前に宮内庁側に佳子さまのご都合を聞いて決めていました。ところが、宮内庁から不参加が通達された。具体的な理由の説明はなかったそうです。主催者側の中には、“佳子さまや宮内庁のご機嫌を損ねて、拒絶されてしまったのでは”と不安を口にする人もいました」(前出・皇室記者)

 

 当日、「今日は、佳子さまはいらっしゃらないんですか?」と残念がる参加者の様子もあったという。関係者に困惑が広がった今回の事態に、佳子さまの体調を案じる声も上がった。

 

「インフルエンザやコロナといったご病気であれば、宮内庁からそのように発表があるはずです。このところの佳子さまはこれまで通りに公務に励まれつつ、ひとり暮らしをしながらも、ご家族揃って食事を召し上がる機会もあるそうなので、ますます不思議です」(前出・皇室記者)

“将来”を見据えて公務を整理か

 佳子さまにとって、手話への取り組みや、ろうあ者との交流は重要なご活動だ。

 

「この式典へのご出席は、平成の時代には紀子さまが務められていました。それを引き継がれた佳子さまご自身も、大切な公務と位置づけられていたはずです。宮内庁の担当記者たちも、もちろん今年も出席されるはずと準備していたので、首をひねるばかりでした」(皇室ジャーナリスト)

 

 佳子さまは2019年に大学を卒業された後、2021年5月になって、全日本ろうあ連盟の非常勤の嘱託職員として勤務を始められた。

 

「ろうあ連盟での仕事は、佳子さまご自身が望まれて決まったものです。正式に採用される前には約3か月間、インターンとして“先回り”で実務を経験されるほどの熱の入れようでした」(宮内庁関係者)

 

 ただ、そうした積極的な姿勢とはちぐはぐな側面もあった。コロナ禍だったため、当初週3日ほどテレワークで勤務されていた。ところが、しばらくしてウイルスの猛威が落ち着いても、一向に佳子さまの勤務実態が見えなかったのだ。

 

「昨年春頃から、週2日勤務に減らし、テレワークではなく通勤に切り替えたともいわれていますが、なかなか出勤されているお姿が見られません。昨年、日本赤十字社に就職された愛子さまは、ひんぱんに皇居を出入りされる様子が目撃されているのとは対照的です。また宮内庁も、佳子さまが具体的にどのような仕事を担当されているのかなどを“私的なこと”として公表しないため、お仕事をされている姿が想像しにくい状態が続いています」(前出・皇室ジャーナリスト)

 

 それでも、全国高校生手話パフォーマンス甲子園や全国高校生の手話によるスピーチコンテストなどにも出席され、手話でのご挨拶を披露されてきた佳子さま。それだけに、今回の“ご不在”への違和感は拭えないのだ。何が佳子さまを変心させたのだろうか。

 

「式典の主催は、公益財団法人である『聴覚障害者教育福祉協会』です。同協会HPの『~たたえる会』のページを見ると《佳子内親王殿下をお迎えして開催する式典》と、佳子さまのご出席が約束されたかのような記載があります。

 

 佳子さまが2020年に式典に臨席された際のお写真も大きく掲載しています。しかしながら、佳子さまは同協会や式典の名誉総裁職や名誉理事職などを務めているわけではありません。“広告塔”のように見える状況を理由に、宮内庁側から距離を置くことを考えたとしても不思議ではありません」(別の皇室記者)

 

 別の見方もある。佳子さまは昨年で30才になられた。姉の眞子さんが、小室圭さんと結婚して皇室を離れた年齢と並ばれた。

 

「佳子さまは近年、精力的に公務に励まれてきました。お若いとはいえ、紀子さまや眞子さんから引き継いだ公務を数多く担われるのは、佳子さまにとってもご苦労はあるでしょう。佳子さまご自身が結婚して皇室を出られることになれば、そういった公務を誰が引き継ぐのかという新たな懸念も生じます。そうした“将来”を見据えて佳子さまは、ご自身の代で整理をするという英断を下されたのかもしれません」(別の宮内庁関係者)

 

 宮内庁に尋ねると

「(不参加は)ご都合がつかなかった。(“広告塔”のような状況には)特にコメントはない」という回答だった。

 

佳子さまの「感謝の手話」が次に見られる機会は、いつになるのだろうか。

 

※女性セブン2025年2月6日号 01/26 11:15 NEWSポストセブン 配信より