江田島の山林火災ようやく鎮圧に 約30ヘクタール燃える
江田島の山林火災ようやく鎮圧に 約30ヘクタール燃える|NHK 広島のニュース 配信より
17日、広島県江田島市にある海上自衛隊の射撃場の敷地内の山林から発生した山火事について消防はきょう午後、鎮圧したと発表しました。
ただ、火は完全には消し止められていないということで、消火活動が続けられています。
17日午前9時40分ごろ、江田島市江田島町津久茂の海上自衛隊「長浜射撃場」の敷地内の山林で火災が発生し、周辺に燃え広がりました。
現場では19日午前7時半から消防車24台のほか、自衛隊などのヘリコプター8機が出て消火活動が行われた結果、消防は午後1時40分、これ以上燃え広がるおそれがなくなったとして鎮圧したと発表しました。
ただ、発生から丸二日以上たった今も火は完全には消し止められていないということで、消火活動が続けられています。
消防によりますと、この山林火災でおよそ30ヘクタールが焼けましたが、これまでに建物の被害やけが人の情報はないということです。
海上自衛隊第1術科学校によりますと、火災が起きた当時、射撃場で行われていた機雷の除去を想定した訓練で少量の爆薬を爆破していたということで、海上自衛隊が訓練との関係も含め、火災の原因を調べています。