山火事 延焼2日以上続く 消火活動は打ち切り 21日朝再開

 

山火事 延焼2日以上続く 消火活動は打ち切り 21日朝再開|NHK 山梨県のニュース 配信より

 

山梨県の甲府市と笛吹市にまたがる山で18日発生した山火事は、発生から丸2日以上たった今も延焼が続いています。


20日の消火活動は午後5時すぎに打ち切られ、21日の朝、再開される予定です。

消防や警察によりますと、18日午後1時半ごろ、甲府市と笛吹市にまたがる大蔵経寺山で発生した山火事は、20日午前6時半ごろから消火活動が再開され、消防や災害派遣要請を受けた自衛隊など合わせて200人以上が消火活動を行うとともに、上空からは、周辺の都県と自衛隊のヘリコプターあわせて6機が放水を行いました。


火の勢いは弱まってきているものの、丸2日以上たった今も延焼が続いているということです。


この山火事で、19日の午後5時時点で山林45ヘクタールが焼けたとみられていますが、20日の詳しい焼失面積は分かっていないということです。


甲府市によりますと、現場に比較的近い横根町の6世帯15人が、20日未明から公民館に一時、自主避難しましたが、午後5時半時点で避難している人はいないということです。


これまでに山火事による建物への被害はなく、けが人はいないということです。


20日の消火活動は午後5時すぎに打ち切られ、20日夜はふもとの民家などに火が近づかないか警戒を続け、21日朝から消火活動を再開する予定です。