山梨 高校陸上部の生徒が300段近い寺の石段駆け上がる合同練習

 、NHK NEWS WEB 配信より

 

山梨 高校陸上部の生徒が300段近い寺の石段駆け上がる合同練習 | NHK | 山梨県 配信より

 

大みそかの31日、山梨県身延町で高校の陸上部の生徒たちが300段近い寺の石段を駆け上がる1年締めくくりの合同練習を行いました。

身延山久遠寺の本堂に通じる高低差が104メートル、287段の石段では、毎年、大みそかに山梨県内の高校の陸上部の生徒たちが1年を締めくくる合同練習を行っています。

ことしは、身延高校、日川高校、それに甲府東高校からおよそ100人が参加しました。

生徒たちは準備運動をしたあと、午前9時半すぎに一斉にスタートし、それぞれのペースで石段を駆け上がりました。

そして、いちばん上まで上り切ると、石段を引き返したり脇の坂道を駆け降りたりして、90分間、石段上りを繰り返しました。

上りきると息が切れて座り込んでしまう生徒もいましたが、中には、3分ほどで上まで駆け上がり、すぐに再挑戦する生徒もいました。

1年生の女子生徒は「太ももやふくらはぎが疲れました。ことしは大会で悔しい思いをしたので、来年は自己ベストの更新を目指したいです」と話し、10往復以上したという2年生の男子生徒は「日頃、練習をしているので全く疲れていないです。来年は400メートルのタイムを5秒縮めたいので、きょうはまだまだ走り込みます」と話していました。